村上春樹一文ガチャの魅力を調査!ジュンク堂名古屋店の店員が発案!

https://mainichi.jp/articles/20220422/k00/00m/040/228000c
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ジュンク堂は名古屋店には「村上春樹一文ガチャ」というものが作られ、村上春樹作品の「推しの一文」が出てきます。

そんな無料のガチャが村上春樹好きの店員によって作られ、話題になっています。

「村上春樹一文ガチャ」とはどういったものなのか魅力を調査しました。

アイキャッチ画像出典元:https://mainichi.jp/articles/20220422/k00/00m/040/228000c

村上春樹プロフィール

(画像出典元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230413/k10014036791000.html)

  • 名前:村上 春樹(むらかみ はるき)
  • 生年月日:1949年1月12日(74歳)
  • 出生地:京都府京都市
  • 血液型:A型
  • 学歴:早稲田大学文学部卒業
  • 職業:小説家・翻訳家
  • 活動期間:1979年~
  • 代表作:「海辺のカフカ」「ノルウエイの森」「羊をめぐる冒険」「IQ84」「ねじまき鳥クロニクル」等

村上春樹一文ガチャとは?

ジュンク堂書店名古屋店のアカウントに「村上春樹一文ガチャ」についてツイートされました

作家・村上春樹さんの6年ぶりの新作長編『街とその不確かな壁』の発売を記念してのキャンペーンで、普段はコミック担当という二村 有香(ふたむら ゆうか)さんが村上さんの作品が大好きなことから、今回のプロジェクトを発案しました。

一文は、プロジェクトメンバーの4人で「推し」を出したり、ツイッターアカウントでフォロワーさんから募集するなどして、様々な作品から数十種類の「推しの一文」が入れています。

ガチャガチャで出会った、まだ読んだことのない素敵な『一文』から、未読の作品にも興味を持って欲しいとの想いが込められています。

発売日の2023年4月13日午前8時半から、朝イチ春樹という「特別早朝販売」も行なったりと、6年ぶりの長編新作を待ち望んでいる多くのファンがいるのが伺えます。

発案した二村さんのお気に入りは、中学生の頃に先生に勧められて読んだ小説『パン屋再襲撃』と、村上さんが編訳し、書き下ろしも収録されている『バースデイ・ストーリーズ』です。

『バースデイ・ガール』(バースデイ・ストーリーズ収録)は中学校の国語の教科書にも採用されています。

楽しそうな企画ですね!

ガチャガチャ引いてみたいな♪

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新作はどんな内容?

画像出典元:https://www.shinchosha.co.jp/book/353437/

2023年4月13日に新潮社から発売した「街とその不確かな壁」は6年ぶりの新作長編で1200ページに及びます。

初版は30万部で、発売早々大きな話題となり、週間16.3万部を売り上げ、4月21日発表の最新「オリコン週間BOOKランキング」で1位を獲得しました。

新作『街とその不確かな壁』の母体となったのは、村上春樹が過去発表した「街と、その不確かな壁」(『文學界』1980年9月号、今回の長編小説と同名だが「、」が付いている。)という中編小説です。

この小説は書籍化されたことがなく、やがて『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(1985年、新潮社)に発展し吸収されました。

村上春樹の場合、先に書いた短めの小説を後から長編小説に発展させることは多いです。

しかし、今回は既に一度長編小説化している作品であり、しかも40年以上も前の小説を新たに長編小説に発展させたという意味で、村上春樹の作品創作の上でも、特異な試みになっています。

村上春樹自身が『街とその不確かな壁』の「あとがき」でその経緯を説明しています。

雑誌には掲載したものの、内容的にどうしても納得がいかず(いろいろ前後の事情はあったのだが、生煮えのまま世に出してしまったと感じていた)、書籍化はしなかった。

(略)しかしこの作品には、自分にとって何かしらとても重要な要素が含まれていると、僕は最初から感じ続けていた。

ただそのときの僕には残念ながら、その何かを十全に書き切るだけの筆力がまだそなわっていなかったのだ。

引用元:街とその不確かな壁』「あとがき」

作品では17歳の「ぼく」と中年になった「私」が登場します。

「ぼく」は16歳の「きみ」と交際しているが、「きみ」は突然姿を消してしまう。一方の「私」は、自分の影と分かれて「高い壁に囲まれた街」で静かに暮らしている。

これが作品世界の設定ですが、他の村上春樹作品同様に不思議なことが次々に起こっていくストーリーです。

村上先生のこだわりが詰まっていますね!

スゴイ売れてるんですね!

まとめ

村上春樹一文ガチャの魅力について調査しました。

6年ぶりの長編新作キャンペーンの為、ジュンク堂名古屋書店が発案した村上春樹ファンの心をくすぐるイベントでした。

他の店舗でもいろんな企画で盛り上げてほしいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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