日本で一番有名なたこ焼き屋といえば『銀だこ』です。
『銀だこ』はフランチャイズ展開しており、全国の店舗数が圧倒的に多いですが、たこ焼きの本場である大阪では「銀だこはたこ焼きではない」という反発もあります。
今回は、「銀だこがたこ焼きではない」と言われている理由や違いについて調査しました。
【アイキャッチ画像出典元:https://www.hotpepper.jp/strJ001188830/】
『銀だこ』の概要
- 名称:築地銀だこ
- 主力商品:たこ焼き
- 創業:1997年、群馬県新田郡笠懸町(現在、みどり市)にオープン
- 1998年、東京都中野区に路面店をオープン
- マスコミの報道後大ブームとなり、全国にフランチャイズ展開
銀だこのたこ焼きとほかのたこ焼きとの違いとは?
『銀だこ』のたこ焼きが、他のたこ焼きと違う大きな理由は、その特徴にあります。
『銀だこ』のたこ焼きの特徴は、
↓
カリカリの正体は、油で揚げることによって生み出されている
この「カリカリ」が、他のたこ焼きとは違う、あるいはたこ焼きではないとの物議を醸し出しているのです。
全国展開している『銀だこ』が、関西進出に苦戦しているのも、大阪で「たこ焼き」として認められていないことが原因と考えられます。
表面のカリカリは『銀だこ』の特徴だよね。
大阪は本場だからこだわりが難しそう
たこ焼きの定義とは?
大阪のソウルフードであるたこ焼きの定義はこちらです。
- 発祥の地:大阪
- 元祖:『会津屋』
- 誕生:昭和10年
- 命名:ラヂオ焼きの具材をタコに変更し「たこ焼き」と命名
- 材料:小麦粉・タコ・天かす・紅しょうが・青ねぎなど(店舗による)
- 形状:専用の器材で、3~5センチ程度の球形に焼き上げたもの
- 仕上げ:ソースやかつお節などトッピング(好み)
- 容器等:たこ焼きを入れる皿のことは「舟」といい、基本的には爪楊枝で食べる
銀だこはたこ焼きを揚げて仕上げる
たこ焼きは焼くことが基本となっていますので、揚げて仕上げる『銀だこ』の作り方は、たこ焼きと言えるのかということになります。
揚げたたこ焼きは、揚げたこ焼きとして販売している場合もあります。
しかし『銀だこ』のたこ焼きは、工程の最後の段階で熱した油を鉄板に流し込み表面をカリッと仕上げています。
出来上がったたこ焼きを改めて揚げているわけではないので、揚げたこ焼きにも該当しません。
そもそも、たこ焼きの定義は曖昧な部分も多く、必ずこうでなければならないと示されたわけではありません。
『銀だこ』のたこ焼きも見た目はたこ焼きだよね。
美味しければなんでもいいわ
『銀だこ』の人気の理由
https://twitter.com/HIGEABESAN1/status/1443881252910612484?s=20たこ焼き屋は大小含めて、全国にたくさん存在します。
特に激戦の地であるたこ焼き屋は、生き残りを掛けて熾烈な争いが必然。
それぞれこだわりがあるのは当然のことです。
『銀だこ』には下記のようなアピールポイントがあり、人気に繋がっています。
- 期間限定のメニューが定期的に登場
- 8個入り580円(税込) とお手頃な価格
- 地域にもよるが配達あり
- 表面のカリカリ感
大阪のたこ焼きを全部食べ尽くすのは大変そうだ
『銀だこ』の期間限定メニューが気になる♪
まとめ
『銀だこ』のたこ焼きとほかのたこ焼きとの違いを、調査し検証してみました。
- 『銀だこ』のたこ焼きは表面のカリカリで人気
- 大阪でたこ焼きと認められない理由は揚げて仕上げるから
- たこ焼きの定義は曖昧な為、たこ焼きと言えるかも
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント