ゴッホアライブが金山の旧ボストン美術館で行われており、見に行きました。
ゴッホの人生が絵の変化とともに伝えられていて面白い展示となっています。
魅力はARとプロジェクターによる演奏に合わせた描写で、今回はなぜ素晴らしいのか理由をお伝えします。
(アイキャッチ画像出典元:https://goghalivejp.com/nagoya/)
ゴッホアライブ開催概要
🎫1/4(水)チケット情報🎫
本日、会場窓口でのチケット販売は行いますが、開館時、混雑時には購入までお待ち頂く場合がございます。
なお、開館時、午後一は混雑する傾向です。16時以降が比較的ゆっくりとご覧頂けます。(本日20時閉館)#ゴッホアライブ#名古屋#金山#ゴッホ展 pic.twitter.com/KAzBufBekR
— ゴッホ・アライブ (@goghalivejp) January 3, 2023
- 展覧会名:ゴッホアライブ
- 会期:2022年12月10日(土)~2023年3月5日(日)
- 休館日:2022年12月12日(月)、12月28日(水)~2023年1月1日(日)、1月10日(火)
- 開催時間:10:00~20:00(日曜日は18:00まで) ※最終入場は閉館の60分前まで
- 会場:金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)愛知県名古屋市中区金山町1-1-1
- 撮影:OK
- 観覧時間:約1時間

写真撮影OKは嬉しいね。

観覧時間も1時間なら足も疲れず、ちょうどよいかも。
衝撃的なゴッホの人生を理解しながら見るのがお勧め
ゴッホの幼少期
ゴッホは1853年3月30日、オランダのズンデルトという小さな町で生まれました。
幼い頃から癇癪(かんしゃく)持ちで怒りをコントロールできず、人間関係では何度も悩まされました。
学校でも問題児扱いされ、小学校を退学させられています。
ゴッホは当時を「ずっと椅子に座っているのはつまらなく、耐えられなかった」と語っています。
ゴッホは子供の時から絵を描いていた

(画像出典元:https://casie.jp/media/vangogh/)
ゴッホは暇さえあれば絵を描く子供で、11歳の時に父にプレゼントするために「農場の家と納屋」という作品を描きました。
11歳の子供が描いていたとは思えない、素晴らしい作品ですね。

子供の頃から才能豊かだったんだね。

父に絵をプレゼントするなんて優しい子でもあるわね。
弟テオが援助してくれたから若いころに絵を描くことができた
13歳になったゴッホ は国立高等市民学校に進学し、パリで成功したコリネース・ハイスマンスという画家に絵を習っていました。
しかし、この学校も1年を残して退学し、伯父の助けにより、ゴッホは画商の店員になりました。
画商の近くにあったマウリッツハイス美術館でレンブランドやフェルメールなど、オランダ黄金時代の絵画に触れ、美術に興味をもったゴッホは本格的に画作を始めたと言われています。
しかし、それからお金儲けに嫌気がさして無断で休むなどの問題を起こしたゴッホは解雇されました。
本屋の店員や学校の職員、伝道師を目指すなどを試みましたが、うまくいかず、定職に就かないゴッホは家族からも見放されるようになり、父からは「精神状態が異常だ」と非難されました。
ゴッホの唯一の味方でいてくれた4歳年下のテオが資金援助して助けていたからゴッホは絵を描き続けることができました。
ゴッホの作品「器と洋梨のある静物」

(画像出典元:https://casie.jp/media/vangogh/)
上図は「器と洋梨のある静物」です。
ゴッホは200点以上の油彩と多数の素描、水彩画を制作しました。そのうちのひとつです。
ゴッホの作品「疲れ果てて」

(画像出典元:https://casie.jp/media/vangogh/)
上図は「疲れ果てて」という作品です。
指導者であるマウフェからの教えの1つは、モデルを描くことでした。
ゴッホは、農民の労働や暮らしの様子を直に見て写し取るようになり、本作では病気の老人が頭を抱え悩んでいる様子を描いています。
ゴッホの作品「ジャガイモを食べる人々」

(画像出典元:https://casie.jp/media/vangogh/)
上図は「ジャガイモを食べる人々」という作品です。
この作品は父が亡くなってから初めて描いたものですが、モデルになった女性をゴッホが妊娠させたという噂がささやかれ、当時はまったく評価されませんでした。
耳きり事件

(画像出典元:https://casie.jp/media/vangogh/)
ゴッホはゴーギャンという画家と共同生活を過ごしていましたが、
1888年12月に2人は口論し、関係性が最悪の状態になり、ゴッホはゴーギャンに馬鹿にされた自分の左耳を剃刀で切り落としたのです。
しかも、その耳を知人の女性に「大切にしてくれ」とプレゼントし、警察沙汰にもなった恐ろしい事件として語り継がれています。
ゴッホアライブは人生やAR、プロジェクターでの描写が素晴らしい
ゴッホアライブではゴッホの作品、絵画を展示するというわけではなく、ゴッホが年を重ねていくにつれて絵画が変化していく様やどのような人生を送ったかを説明しています。
また、ARで「ゴッホさん」というキャラクターが飛び出てくる演出やプロジェクターで絵画に合った音楽を流しながら魅せる描写は素晴らしいと感じました。
一度は見に行ってもよい展示会であると思います。

年を重ねるごとに明確に絵の描き方が変わっているので面白いよね。

壮絶なゴッホの人生についても説明されているのでより絵に入り込めるかも。
まとめ
今回はゴッホアライブの魅力は絵の変化から見える人生とARでの描写が素晴らしい理由をお伝えしました。
- ゴッホの人生が絵画の変化とともに説明されているので絵に入り込める
- ARで「ゴッホさん」というキャラクターが出てきて面白い
- プロジェクターで絵画に合った演奏での描写が素晴らしい
最後までお読みいただきありがとうございます。
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