大学入試のため、受験生は今、必死に勉強しているでしょう。
必死に頑張るということは必ず皆さんにとって財産になります。
合格することより、むしろ継続的な努力の方が、皆さんの人生に大きな影響を与えます。
ここで努力は必ず報われると実感できる「替え玉受験面白例」を3つ紹介します。
(アイキャッチ出典元:https://www.irasutoya.com/)
津田塾大替え玉受験事件

(画像出典元:https://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10430012024)
1975年、かなり昔ですが、津田塾大学の入試で発生した替え玉受験事件です。
受験生である女子高生の父親が替え玉となり、女装して1日目を受験しました。
初日に隣に座った受験生が、「男ではないか」と疑念を抱き、試験官に通告しました。
翌日も父親は女装して現れ、試験官がチェックして発覚しました。

娘に女装、無理があるなぁ

父親で合格しても、その後の人生息詰まるわ
明治大学替え玉受験事件

(画像出典元:https://up-j.shigaku.go.jp/department/category01/00000000267901040.html)
1991年の明治大学入試での事件で、試験自体は無事に終了したものの、入学手続き中に発覚しました。
受験票の写真と学生証に使われる写真が明らかに異なっていたため、発覚しました。
替え玉役が複数の有名私大の学生だったことや明大内部に仲介役がいたことでも騒がれました。
実は明治大学の替え玉受験は、大金が動き、8年にわたり組織的に行われていたのです。
中央大学替え玉受験事件

(画像出典元:https://labellemer013.com/hiroyuki-daigaku-hennsati/1250/)
2009年の中央大学理工学部入試で発覚した替え玉事件です。
志願者の写真と替え玉役の写真をパソコンで合成しどちらにも見えるようになっていました。
入試自体は合格したものの、入学手続きの際に発覚し、合格取り消しとなりました。
中国での替え玉受験は顔認証で特定されてバレる

(画像出典元:https://www.phb123.com/jiaoyu/gx/21296.html)
AIの導入が急速に進んでいる中国では大学入試試験の採点は受験者の名前も受験番号も実は必要ありません。
顔認証システムで、公的機関に登録されている受験者の顔写真を紐づけて照合する仕組みです。
何かあった時に特定を早くする為に名前と受験番号を書かせてはいるのですが、なくても顔認証で特定できるようになっています。
この仕組みで受験者同士が名前・受験番号を入れ替えてもバレるような仕組みになっています。
実際に中国の全国統一入試である高考(日本で言う大学入学共通テスト)に導入されています。
日本でも今後、顔認証を導入した試験など、セキュリティを強化することが考えられるため、替え玉受験はかなり難しいのではないでしょうか。
まとめ
替え玉受験は、単なる不正行為では済まされない行為です。
法律の定めでは、有印私文書偽造・同行使罪などの犯罪になります。
替え玉受験は未然に起こらないようにすることが最も理想的です。
不正で大学に入った者は、いつか必ずボロが出ます。
そのとき過去の不正受験が発覚すれば、社会的な地位は一瞬で消え去るでしょう。
「おいしい不正受験」は存在しないのです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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