先日、山崎貴監督の最新映画「ゴジラー1.0」の発表、PV公開がありました。
ゴジラが公開されてから70周年を記念した作品になります。
そこで、そもそもゴジラはなぜ生まれたのか?核実験が原因と言われているのは本当なのか?調査しました。
(アイキャッチ画像出典元:https://amass.jp/114213/)
最初のゴジラはなぜ生まれた?
山崎貴監督の最新映画「ゴジラー1.0」は2023年11月3日に公開が予定されています。
11月3日は「ゴジラの日」であり、ゴジラの1作品目の公開日(1954年11月3日公開)と同じです。
加えて日本の実写映画としても丁度30作品目の記念すべき作品になります。
映画「ゴジラ」では、ゴジラは深海で生き延びていた約1億4千年前の恐竜であった、と説明されています。
その恐竜が水爆実験により被曝し、眠りから覚めてしまう。
そして人間を恨むように東京の街を破壊して回る、というのが映画の内容でした。
映画制作のきっかけとして、映画公開の同年に起きた「第五福竜丸事件」があります。
この事件が、そもそものゴジラの構想に繋がりました。
もともと恐竜だったんだね
実際の事件がゴジラの誕生に関わってたなんて知らなかった
ゴジラは一匹ではない?
1954年に1作品目が公開されてから、続編や関連作品が製作され続けています。
アニメ版・・・4作品
ハリウッド版・・・5作品
初代ゴジラは「水爆実験によって生まれた元恐竜」だと分かりました。
しかし、実はゴジラは作品間でも個体どころか種族自体が全く違うこともあり、同一個体を示すわけではありません。
同時に、ゴジラの誕生の理由も異なることがあります。
国内実写映画・登場ゴジラを大きく分けると以下のようになります。
昭和ゴジラシリーズ【1作品目から15作品目】
- 1954年の初代昭和ゴジラ
- 「ゴジラの逆襲(1955年)」から「メカゴジラの逆襲(1975年)」に登場する2代目昭和ゴジラ
平成ゴジラシリーズ(VSシリーズ)【16作品目から25作品目】
- 前半2作品の初代平成ゴジラ(3代目ゴジラとも)
- 「ゴジラVSキングギドラ」より設定変更し、より怪獣らしくなった2代目平成ゴジラ
ミレニアムシリーズ【23作品目から28作品目】
- 第1作と同じ世界観ながら、別個体の初代ミレニアムゴジラ
- 三大聖獣(モスラ・キングギドラ・バラゴン)と争うGMKゴジラ
- 初めて東京タワーを破壊した機龍ゴジラ
- 歴代最強とも噂されるファイナルゴジラ
シン・シリーズ
- 劇中でも進化し続けるシンゴジラ
ゴジラは沢山いるんだね!
知ってから映画を見ると印象変わるわね
それぞれのゴジラの生まれた理由
複数存在するゴジラが生まれた理由は様々です。
しかし、どのシリーズにおいても“環境破壊”が主な原因になっています。
その一部を紹介します。
- 2代目昭和ゴジラは岩戸島に生息していた肉食恐竜のアンキロサウルスが水爆実験によって現代に蘇った姿
- 3代目ゴジラはラゴス島に棲む恐竜ゴジザウルスがビキニ環礁の核実験に遭遇したことで誕生した
- ゴジザウルスが沈没事故を起こした原子力潜水艦の核燃料でゴジラに転生したうえ、強大な核エネルギーを獲得してさらに進化した2代目平成ゴジラ
- GMKゴジラは劇中で「ゴジラは太平洋戦争で死亡したすべての人間の怨念の集合体である」と言われている
- ファイナルゴジラは地球環境が破壊されたことにより出現した
- 太古から生き残っていた深海棲の海洋生物が60年前に投棄された放射性廃棄物を大量に摂取。放射能に耐性がつき、突然変異・異常成長を繰り返したシンゴジラ
やっぱり、核実験や水爆実験が多いんだね
ある意味人間の行動がゴジラの誕生を招いちゃったのね
まとめ
今回はゴジラはなぜ生まれたのか?核実験が原因なのは本当なのか?について調査しました。
・シリーズ、作品ごとにゴジラは別個体
・それぞれ生まれた理由は異なるが、“環境破壊”が原因なのは共通している
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