先ほど映画「THE FIRST SLAM DUNK(スラムダンク)」を見たので、僕の率直な感想を書きます。
声優交代などで炎上していたのですが、リアル世代の僕としては非常に楽しみでした。
しかし映画を見た率直な感想は、期待外れで全然面白くありませんでした。
なぜ面白くなかったのかについて具体的に書いていきます。
映画館内はスラムダンク一色でテンション爆上がり!
前日から、とても楽しみだった僕は早朝5時に起きて6時に家を出て、6時半過ぎに京都駅到着(早すぎた・・・)
上映は8時からなのですが、一足早く京都イオンに行くと階段には上の画像の通り、スラムダンクのメンバーがお出迎えしてくれました。
開館時間の7時半になり、映画館内になるとスラムダンク一色でテンションは更に急上昇!
7時50分になったので、7シアターに向かいます。
入る時に無料で貰ったARカードです。裏に記載されているQRコードをスキャンしてカードの絵にスマホをかざすとAR映像が浮かび上がります。
映画スラムダンクがダメだった理由
それでは、映画「スラムダンク」がダメだった理由について順に書いていきます(僕が動画内で喋っている内容とほぼ同じです)
主役・宮城に違和感
スラムダンクの主役は桜木ですが、映画では何故か宮城が主役になっていた事に違和感しかありませんでした。
なぜ宮城を主役にしたのか理由は分かりませんが、宮城はそんなに人気キャラでもないでしょう。
宮城を主役にするなら映画タイトルを変更してアナザーストーリーにすべきだった
そしてラストで宮城は渡米して、沢北がライバルになっています。
流川に「まずは一番の高校生になりなさい」と言った安西先生が宮城の渡米を許す訳ないでしょう。
沢北のライバルは、山王戦のシナリオからして流川しか考えられません。
THE FIRST SLAM DUNKだから、売上次第では他のキャラを主役にして別の映画を作るかもよ
宮城の過去の回想シーンが映画「蛍の光」を見てるみたいで暗い気持ちになる
映画の冒頭で、宮城の父と兄がいきなり死んでしまうという鬱展開で萎えましたね。
それ以降も、宮城の過去の回想シーンが流れるのですが、どの場面も暗くて辛かったです。
なぜ僕が、映画「蛍の光」のように思ったのかと言うと、宮城の妹の喋り方が、完全に節子だからです!
それに加えて母もいきなり引っ越そうと言って宮城に暴力を加えたりで、きついわあ
桜木と宮城の声がおっさんぽい&棒読み
一番、心配していた新しい声優ですが、最初は違和感あったのですが、見ているうちに慣れました。
しかし桜木と宮城は最後まで慣れなかった。声がアニメ版より老けてておっさんだし、棒読みでテンション低めでした。
ワントーン上げて話した方が若々しくなって良いと思った人も多かったはずです。
桜木と宮城は、翔北メンバーの中ではバカキャラなのに映画では、アニメと比べてクールな印象を受けました。
アニメみたいにコミカルな絵になったりしないから余計クールに見えたわねえ
山王戦の名シーンがカットされてる
映画では山王戦の試合終了まで描かれてるのですが、以下の3つシーンがカットされています。
- 赤木が倒れて魚住登場。桂剥きをしながら「華麗な技を持つ河田は鯛。お前はカレイだ。もっと泥に塗れろよ」
- 桜木が客席の方までボールをダイブして追う。それを見ながら赤木が「晴子、お前が連れて来た変な男は翔北に必要な男になったぞ」
- 桜木「大好きです。今度は嘘じゃないっす」
特に3番目は、スラムダンクでもトップクラスの名シーンです。
それをカットするなんて制作陣は、リアル世代の読者の気持ちをこれっぽっちも理解してません。
宮城の暗い過去話で尺を埋めるなら、上で書いたシーン付け足した方が良かった
試合にスピード感があるのに場面の切り替わりのせいでテンポが悪い
これまで文句ばかり書いてますが、唯一良かったのは試合中の選手の動きがリアルに忠実で、スピード感があった事です。
しかし話は試合のシーン→宮城や他の選手の過去話のシーンの繰り返しなので、テンポが悪かったですね。
見ていて「さっさと試合のシーンに戻れよ」と思いました。
The BirthdayのOP曲が合ってない
OPに選ばれてたThe Birthday(以下バースデー)の「LOVE ROCKETS」ですが、個人的には合ってないですね。
カッコいい曲なのですが、OPはもっと明るい曲の方が良かったと思います。
The Birthdayファンの俺としてはOP曲に選ばれた事自体は嬉しかった
EDの10-FEETの曲「第0感」は良かったです。宮城が「ドリブルこそがチビの生きる道なんだ」で曲が流れる場面は最高でした!
サプライズで一番最後にWANDSかZARDが流れたら嬉しいなあ、と絶対に無理な事を想像しながら見ていました。
アニメOP「君が好きだと叫びたい」の思い出補正が半端ないよなあ。
まとめ・映画スラムダンクは制作陣の自己満に感じた作品
今回は映画スラムダンクを見た率直な感想について書きました。
僕は駄作と思ったのですが映画終了後、周りを見てみると感動して泣いている人もいたので人それぞれですね。
しかし映画を見ようか迷っている人には、断固オススメしません!
映像は綺麗なのですが、それだけで中身はスカスカです。
映画というより、美術館で絵画を見ているような感じになりました。
制作陣が上から目線で客に対して「ほらごらん、僕たちプロの手に掛かればこんなに素晴らしい映像を作れるよ」と自慢げに思ってそうな印象の映画でした。
皆さんは、映画スラムダンクを見てどう思いましたか?良ければコメントで聞かせて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
コメント