ご飯を炊くとき、炊飯器は予約もできて保温機能もありとても便利ですが、直火に土鍋で炊いたご飯も美味しいですよね。
実は耐熱ガラスメーカーのHARIOも炊飯用の土鍋「フタがガラスのご飯釜」を販売しており、その特徴は名前にある通りフタがガラスで出来ています。
今回はHARIO「フタがガラスのご飯釜」とはどんな特徴があるのか、そのメリットデメリットを調査しました。
(アイキャッチ画像出典元:https://www.hario.com/pickup_GNR.html)
HARIOとは?

(画像出典元:https://www.hario.com/about/company.html)
- 会社名:HARIO株式会社(ガラスの王様「玻璃王」が由来)2012年〜
- 創業:1921年 柴田弘製作所を創立 理化学用硝子器具の製造販売を開始
- 本社:東京都中央区日本橋富沢町9-3
- 工場:古河工場(茨城県古河市諸川1371)
- 事業内容:耐熱ガラス「HARIO Glass®︎」を用いた食器・家庭用品の企画・製造・販売
理化学・耐熱食器用ガラス素材・自動車用ヘッドレンズ・各種工業用、医療用ガラス素材の開発・製造
HARIOの耐熱ガラス「HARIO Glass®︎」は、1972年以来、煙突のない工場でガラス原料を重油ではなく電気によって溶かす独自の技術を使っており、100%天然鉱物を精製した地球にやさしい素材の耐熱ガラスです。
さらに、ガラスの楽器の製造もしており、湿気に強く硬度が高いため、歪みが少ないといった特徴があります。

煙突が無いから煙や粉塵の心配がないのは嬉しいね。

ガラスで出来た楽器があるのは知らなかったわ。
フタがガラスのご飯釜の特徴

(画像出典元:https://www.hario.com/product/cook/cookingpot/GNR.html)
製品名は「フタがガラスのご飯釜」で、フタは耐熱ガラス製、本体はMADE IN JAPANの萬古焼(ばんこやき)を使用しています。
種類は1〜2合用(税込7,700円)と2〜3合用(税込9,900円)があり、フタがガラスシリーズとして「フタがガラスのIH対応ご飯釜雪平」、「フタがガラスの土鍋」「フタがガラスのIH対応ステンレス鍋」があり、関連商品として「ご飯釜のおひつ」もあります。
使い方は以下の通り3ステップでとても簡単です。
- 研いだお米とお米の量に合わせた目安ラインまで水を入れ30分〜1時間浸す
- 中火で7〜10分加熱、沸騰しホイッスルが鳴ったら1分待ち火を止める
- 15分ほど蒸らして出来上がり
おこげを楽しみたい場合は、ホイッスルが鳴った後3分ほど待ってから火を止めます。

IHで使いたいときは「フタがガラスのIH対応ご飯釜雪平」だね。

使い方はとっても簡単で私にもできそうだわ。
メリット
- 炊飯時に中の様子をチェックできる
- 沸騰時にフタの上部についたホイッスルが鳴るので火を調整するタイミングがわかりやすい
- 米がこびり付かずお手入れが簡単
- 炊きムラなくふっくら仕上がるよう、フタは炊飯時に米が対流するラウンド形状を採用している
- フタの持ち手は六角のグリップ形状になっており持ちやすく、置いた時に転がらない
- ガラスフタ・樹脂パーツは食洗機が使える
- フタがフチより高い位置にあり、吹きこぼれを抑えられる
デメリット
- 重量が2.5kgあり重い
- ガラス製のフタが大きい
- 予約や保温機能が無い
- ご飯以外の調理はできない
- 同時に調理する時コンロが1口塞がってしまう

ホイッスルが鳴るからわかりやすいね。

デメリットの多くは他の炊飯用土鍋と変わらないわね。
まとめ
今回はHARIO「フタがガラスのご飯釜」とはどんなものなのか、そのメリットデメリットを調査しました。
土鍋でご飯を炊くのは炊飯器に比べ手間がかかるなどデメリットもありますが、これなら簡単に美味しいご飯が炊けそうですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント