LED電球は10年以上使える電球として2010年頃から急速に普及しました。
しかし、寿命を迎える前に急に消えてしまう事例が増えているようです。
今回は、LED電球が突然消える?寿命10年は本当だったのか?を調査しました!
(アイキャッチ画像出典元:https://edison-led.co.jp/edison-bulb/)
LED電球とは?
LED電球は、ろうそく、白熱電球、蛍光灯に続く「第4の明かり」として登場しました。
LEDとはLight Eitting Diodeの頭文字であり、日本語では発光ダイオードと言います。
2010年に日本の新成長戦略として閣議決定され、国を挙げて普及が促進されました。
LEDの大きな利点は「節電」と「長寿命」です。
「節電」では年間2000時間点灯したと設定すると、白熱灯が約2480円/年なのに対してLEDは約310円/年であり、8分の1に抑えられます。
「長寿命」では白熱灯が約2000時間もつのに対して、LEDは約40000時間の使用ができます。
約20倍長持ちするということは、面倒な取り換えの回数を20分の1に抑えられます。
40000時間だと大体4年半くらいじゃない!?
「寿命10年」は1日約10時間使用としてということだね
LED電球の寿命とは?
白熱電球は寿命になると急に点灯しなくなります。
蛍光灯は寿命になるとチカチカと点滅が激しくなり、その後付かなくなります。
しかし、LEDは寿命が来ても急に点灯しなくなったり、チカチカし始めたりすることもありません。
そもそもLEDはプラスとマイナスの電流がLEDチップ内で衝突するエネルギーを利用して発光しています。
白熱電球のようにフィラメントがないため、LED電球は原理的には半永久的に使用できます。
そんなLED電球の寿命とは「徐々に暗くなること」を指します。
日本照明器具工業会によって「初期の明るさから70%に低下するまでの時間(=約40000時間)」と規定されています。
そういえば、電球がちかちかするの見なくなったね
暗くなることが寿命なんて知らなかったわ
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LEDが突然消える原因とは?
そんなLED電球が突然消えて付かなくなることあると報告されています。
https://twitter.com/tokkyo/status/873572799696191488?s=20我が家の部屋とか廊下とかのLED電球3箇所が最近なんか変。つかない時があったり勝手に消えたり。。。
え?LED電球って5年程度で終わるんか???
— 捕鯨航空 (@sleepsilencer) July 10, 2023
LEDの大きなメリットの一つは長寿命でした。
しかし、「2~3年でLED電球が点灯しなくなった」、「浴室のLED電球がつかない」などのケースがあります。
その故障の多くは内部や外部からの「熱」が要因です。
LED電球は大きく分けて発光部分と電源部分で構造されています。
LEDの光にはほとんど熱は含まれませんが、この電源部分は高温になりやすく熱に弱いです。
そのため夏場の玄関前などの直射日光が直接当たってしまう場所は、寿命を迎えるよりも大幅に早く故障して付かなくなってしまいます。
また、湿気に弱い性質もあるので、高温多湿になる浴室もすぐ付かなくなってしまう事があります。
LEDは熱に弱いんだね
こんなに暑い夏だとすぐ壊れちゃうじゃない!
長持ちさせる為には?
LEDが急に消えてしまう大きな原因は高温よる故障でした。
LED電球を頻繁に消えてしまうときの対策をいくつか紹介します。
- 熱がこもらない空気循環がよい場所で使用する
- 浴室では「密閉型器具」に対応させた製品を使用する
- 埋め込み式(玄関や廊下で多い)では「断熱材施工器具」に対応した専用の製品を使用する
熱い場所でも故障しにくい商品があるんだね
長く使うものだからよく考えて選びましょうね
まとめ
今回はLED電球が急に消えてしまう理由について調査しました。
- LEDの特徴は「節電」と「長寿命」であり、40000時間の使用が出来る
- 使用開始から70%ほど暗くなった時が寿命とされている
- LEDが急に消えてしまう原因は熱・高温による故障が大きい
- 長持ちさせるためには専用の商品を選んだり、熱を逃す工夫が必要になる
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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