ハル研究所は、任天堂と深い関係があるゲーム開発会社です。
ゲーム開発に夢をかけていたハル研究所の倒産の危機を救ったのは、『星のカービィシリーズ』など、大ヒット商品がです。
この記事を読めば、ハル研究所と任天堂のことがもっと好きになること間違いありません。
(アイキャッチ出典元:https://www.hallab.co.jp)
ハル研究所の歴史

(画像出典元:https://www.hallab.co.jp)
『犬たまご』は、ハル研究所のシンボルマークです。
一見不思議なこのイラスト、犬とたまご、つながりがないけど、
大切に温めたら、思いがけない新しいものが生まれるのです。
そんな思いから新しいアイディアを生み出してきたハル研究所の歴史を一緒に見てみましょう。
1980年 | 日本初のパソコンショップで意気投合した若者たちでハル研究所設立 |

当時パソコンの最先端企業だったIBMの一歩前を行くという意味で『HAL』という名前になったんだ。

初めは5人ほどの小規模企業でした
1983年 | ファミコン用ソフト『ピンボール』『ゴルフ』を任天堂より発売 |
1992年 | バブル崩壊の影響で倒産危機(約16億の赤字)
岩田聡氏を社長にすることを条件に、任天堂が資金援助 |
1992年 | ゲームボーイ用ソフト『星のカービィ』を任天堂より発売 |
1994年 | スーパーファミコン用ソフト『MOTHER2ギーブの逆襲』を任天堂より発売 |
1999年 | 債務完済 |
1999年 | ニンテンドウ64用ソフト『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』を任天堂より発売 |
2001年 | ~2003年 テレビアニメ『星のカービィ』放映 |
2009年 | ニンテンドーDS用ソフト『立体ピクロス』を任天堂より発売 |
2011年 | Wii用ソフト『星のカービィWii』を任天堂より発売 |
2015年 | ニンテンドー3DS用ソフト『ハコボーイ!』を任天堂より配信 |

(画像出典元:https://www.hallab.co.jp)

『HAL Egg』ってなにかな?

ハル研究所オリジナルのスマートフォン向けブランドだよ
2017年 | スマートデバイスアプリ『はたらくUFO』を発売(HAL Egg第一弾) |
2018年 | Nintendo Switch用ソフト『星のカービィ スターアライズ』を任天堂より発売 |
2019年 | スマートデバイスアプリ『歩数で勝負!!カメさんぽ』を発売(HAL Egg第二弾) |
ハル研究所は、お客さんのHappyと社員のHappyを大切にしながら40年以上歩んできました。
ハル研究所と任天堂の関係を築いた岩田聡氏

(画像出典元:http://blog.livedoor.jp)
ハル研究所と任天堂をつないだのは、岩田聡氏でした。
1959年 | 岩田聡氏が北海道札幌市で生まれる |
岩田氏は、好奇心旺盛な子供でした。
高校生の時、HPから発売されたプログラム電卓の虜になり、アルバイトでためたお金で購入します。
この電卓から、独学でプログラミングを学んでいきました。
そして当時アメリカで流行していたSFドラマ『スタートレック』の自作ゲームを独学で開発したのです。
1978年 | 大学入学を機に上京し、パソコンを購入する。
西武百貨店に毎日通いパソコンショップの店員と仲良くなり、 ハル研究所でアルバイトとして働くことになる |

当時のパソコンは、かなり高額だったはず。

入学祝いを頭金にローンを組んで購入したんだ
1982年 | 大学卒業後、まだベンチャーであったハル研究所に就職 |
1983年 | 任天堂からファミコンが発売され、岩田氏は衝撃をうける |
『ファミコンのゲームの開発がしたい』
と岩田氏は、自ら任天堂へ営業に行きました。
任天堂は、岩田さんの熱意と技術力から、まだ小さな企業だったハル研究所に開発を依頼しました。

この時開発されたのが、『ピンボール』『ゴルフ』で、任天堂の売上に大きく貢献したんだ。
1992年 | ハル研究所倒産危機。
任天堂は、岩田氏を社長にすることを条件に資金援助。 『星のカービィ』の大ヒット。 経営回復へ向かう |

約16億円もの赤字をたった5年で黒字にしたんだ。
2000年 | 任天堂からヘッドハンティングされ、取締役経営企画室長就任 |
2002年 | 42歳で任天堂の社長就任 |

2015年、胆管腫瘍のために惜しくも亡くなりました。
ハル研究所と任天堂の共同開発商品
- ファミコン用ソフト『ピンボール』
- ファミコン用ソフト『ゴルフ』
- ゲームボーイ用『星のカービィ』
- スーパーファミコン用ソフト『MOTHER2ギーブの逆襲』
- ニンテンドウ64用ソフト『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』
- ニンテンドーDS用ソフト『立体ピクロス』
- Nintendo Switch用ソフト『星のカービィ スターアライズ』
- ニンテンドー3DS用ソフト『ハコボーイ!』
- Nintendo Switch用ソフト『星のカービィ スターアライズ』
まとめ
『ハル研究所』と『任天堂』の関係について歴史を交えて解説しました。
2社をつないだのは、天才ゲームプログラマー&天才経営者、岩田聡氏の存在でした。
ハル研究所の代名詞である、『星のカービィ』は、ゲームだけでなく、キャラクターとしても人気です。
2019年には、『カービィカフェ東京』がオープンし、人気となっています。
設立から40年以上経ってもHappyに進化を続けるハル研究所をこれからも応援します。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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