現在、車業が気特に中古車業界で旧車の高騰が続いています。
ニュースなどでは、新車の半導体不足の報道がされてはいますが、それだけが理由で旧車の高騰が続いているとは言い切れないのです。
この旧車の高騰はいつまで続くのでしょうか。
(アイキャッチ画像出典:https://www.qsha-oh.com/maker/nissan/hakosuka-gt-r/)
60年・70年代の旧車の高騰はいつまでも続く可能性が非常に高い!?
皆さんの中で旧車というと、ハコスカ(初代スカイラインGT-R)やケンメリ(3代目スカイラインGT-R)を想像する方も多いでしょう。
確かに旧車といわれる車は60年代や70年代の車を指すことが多いです。
また、その希少性の高さから、紹介した2台のスカイラインは、高値で売買されているケースがほとんどになります。
中には、3000万円以上での高値で取引されるケースも存在しているのです。
この高騰に関していつまで続くのか?と疑問におもえますが、ハコスカ・ケンメリとも車の球数が異常に少ないことが原因と考えるのが高騰の理由と考えるべきでしょう。
この2台以外にも旧車と呼ばれる60年代・70年代の旧車の高騰は球数が少ないことから、現在の高値のままで推移すると考えるのが妥当という事になります。
新たな旧車80年・90年代車両の高騰もいつまで続くのか?
また、80年代・90年代の車も旧車として扱われ始めております。
特に2ドアクーペタイプを中心に高騰が続いているのです。
こちらもまた、スカイラインGT-Rを中心にRⅩ-7(FD型)やレビントレノ(AE86型)などが中心となって旧車として注目を浴びて高騰を演出している形になっています。
2000年代以降ハイブリッドやEHVなどの車両が大半を占めるようになり、形も似たりよったりとして、購入者の選択の幅を狭めている可能性も否定はできないのです。
大半の自動車メーカーから2ドアクーペタイプの車両が皆無状態になっています。
その余波を受けて旧車の高騰がいつまでも続く状態になってしまっているのです。
こちらは球数は希少ではありますが、探せばなんとかなる状態であるために、ハコスカやケンメリまでの高騰は避けられています。
現在の自動車メーカーでは、ダイハツのコペンくらいしか2ドアタイプの車は存在はしてはいません。
トヨタの86・スープラは2ドアでもありますが、リアハッチの3ドアクーペ感があるために、現存では、マツダのロードスターが唯一販売を続けている形になるのです。
どれも似たり寄ったりだから魅力を感じない
2ドアの車ってなかなか見かけないですよね
この選択肢の少なさが高騰をいつまでも続かせる原因ともいえます。
旧車の高騰はアメリカの25年ルールでいつまでも続く可能性が高い!
ここまで、国内に目を向けてきましたが、アメリカに目を向けてみたいと思います。
旧車の高騰がいつまでも続く理由には、アメリカの25年ルールの存在があるのです。
25年ルールとは?
製造販売が中止になってから25年が経過した車両は、クラシックカーとして輸出ができる
このルールによって、アメリカに旧車が流れ出すことが出来るのです。
人気車両でもアメリカにクラシックカーとして輸出できるために、高騰がいつまでも続いてしまうという事になります。
希少性が高い旧車が高騰する理由の大きな要因になっていることは間違いないのです。
アメリカの25年ルールって知らなかった
これだと、日本車の人気車両がアメリカに全部ながれてしまわないのかしら?
それに加える形で、国内ではハイブリッドなどの車両が多くなっているために、最後にガソリン車に乗ろうとする方も多くいるために、旧車に人気が集まって高騰するという事も要因となっていることになります。
国内需要と海外需要が相まっての旧車の高騰がいつまでも続いているとかんがえるのが妥当でしょう。
まとめ
旧車の高騰はいつまで続くのか、その理由を調査しました。
- ハコスカ・ケンメリとも車の球数が異常に少ないことが原因
- 60年代・70年代の旧車の高騰は球数が少ないことから、現在の高値のままで推移すると考えるのが妥当
- 2ドアクーペタイプを中心に高騰が続いている
- 大半の自動車メーカーから2ドアクーペタイプの車両が皆無状態
- 旧車の高騰がいつまでも続く理由には、アメリカの25年ルールの存在
- 最後にガソリン車に乗ろうとする方も多くいるために、旧車に人気が集まって高騰する
旧車全般にいえることは、スタイリッシュなボディが魅力的といってもいいかもしれません。
また希少性の高さも相まっての値段の高騰がいつまでも続いてしまうという事です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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