オープンハウスを施主が実施するメリットは?デメリットも調査しました。

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注文住宅を新築で建てた後、「オープンハウスを行いませんか?」とハウスメーカーや工務店から打診を受けることがあります。

オープンハウスとは、売りに出されている一戸建てやマンションなどの物件を自由に内見できるイベントですが、打診を受けるとどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

今回は、オープンハウスを施主が実施することについてのメリット・デメリットについて調査しました。

オープンハウスとは「完成見学会」

オープンハウスとは、注文住宅が竣工してから、施主に引き渡しされる前に一般の方に公開される見学会のことです。

「完成見学会」という名称を使うこともあります。

注文住宅を検討している人は行くべき

ハウスメーカーや工務店で注文住宅の検討を行っていると、営業の方から「オープンハウスに参加してみませんか?」と提案を受けることがあります。

住宅展示場のモデルハウスは宣伝用のため、現実的な大きさよりもかなり大きく作られていることが多く、メーカーが売りたい(=高い)オプションや高いグレードの仕様となっています。

モデルハウスを見学し、いいなと思い同じ仕様で計画すると予算オーバー、ということになりかねません。

しかし、オープンハウスは実際に建てた人の自宅を見学するイベントであるため、リアルな大きさや間取り、家事動線などを確認することが出来ます。

これから注文住宅を計画する上で参考になること間違いなしです。

オーナーの住宅へのこだわりポイントをヒアリングできるのも楽しいですね。

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オープンハウスを実施するメリット

オープンハウスのメリットは施主にもあります。

謝礼が出ることがある

オープンハウスを実施すると、依頼したハウスメーカーや工務店から下記のような謝礼が出ることがあります。

  • 大きく分けてお金が支払われる
  • 値引きを受けられる
  • プレゼントを受け取れる

QUOカードや現金による謝礼の他、数万円から10万円程度の値引きが受けられることもあります。

プレゼントの場合は、家電や施工の追加オプションを受けるケースが該当します。

工事のクオリティ上昇が期待できる

あらかじめオープンハウスを行うことが分かっていて施工する場合、より多くの人の目に触れることが予想されるため、メーカー側も腕の良い職人を配置したり、施工中のチェックも厳しくなります。

結果として、クオリティの高い住宅が期待できます。

家のこだわりを見てもらえる

注文住宅は間取りから壁の材質、ドアノブの1つに至るまで細かく決めていく必要があります。

完成した住宅はオーナーのこだわりが詰まったものになります。

SNSにも、リビングやインテリア、設備の様子などをアップしているアカウントが多数存在するように、「こだわりの詰まった住宅を見てもらいたい!」という方にとっては、直接感想を伺えるオープンハウスはまたとない機会になるでしょう。

自分で頑張って考えた住宅の内容が、参加者の家づくりの参考になるかもしれない、と思うと嬉しいですよね。

オープンハウスを実施するデメリット

(画像出典元:https://secual-inc.com/navi/2021/05/10/2021051008/)

オープンハウスは施主にとってメリットが多い一方、デメリットや注意すべき点もあります。

傷や汚れがつく可能性がある

オープンハウスではスリッパ・手袋着用が原則ですが、実際に使用する前に人を招くため、どうしても傷や汚れがつく可能性はあります。

よくあるケースでは、メモをとっていたボールペンが壁に掠ってしまったり、参加者の中に小さい子供がいる場合、走り回って壊してしまった・・・ということがあります。

また、仮設トイレの設置がない場合、家主より先に参加者が使用してしまう、といったケースも。

完成見学会後に補修・クリーニングは実施してもらえますが、一度完成した住宅に傷や汚れがつくのは気になりますし、家族ではない赤の他人がトイレを利用するのは良い気持ちではありません。

防犯上の不安がある

飛び入り参加が可能なオープンハウスの場合、近所の方が興味本位で参加されるケースがあります。

間取りや家族構成などが分かってしまうため、今後のご近所付き合いをすることを考えると、防犯上不安な点が残ります。

また、基本的にオープンハウスでは写真撮影はNGですが、知らずに撮影していまう参加者がいるため、撮影禁止とSNS投稿の禁止を徹底する必要があります。

 

完全予約制・飛び入り参加不可などの条件を

つけることが大事ね。

まとめ

施主にとってメリットが多い一方、デメリットも少なからずあるため、もしオープンハウスの打診を受けた場合、気になる点があれば事前にハウスメーカーに確認し、慎重に判断しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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