物価が高騰する一方で、給料はなかなか上がらないのが日本の現状です。
そこで、海外で働きながら学べるワーキングホリデーが注目されています。
働きながら学べるといっても、実際に渡航するまでにもビザの申請や航空券等の費用はかかりますよね。
今回は、ワーキングホリデーにかかる費用と、お金を借りる制度について調査しました!
(アイキャッチ画像出典元:https://berkeleyhouse.co.jp/blog/abroad/what-is-working-holiday/)
ワーキングホリデーの概要
内容と目的
ワーキングホリデーは、海外旅行をしながら現地でアルバイトやインターンシップの経験ができる、若者向けのプログラムです。
- 広い国際的視野をもった青年を育成
- 両国間の相互理解、友好関係を促進すること
の2点が目的です。
対象者は、18歳~25歳、26歳、29歳または30歳とされています。
到着~3ヶ月目までは、語学習得や情報収集・仲間作りのため語学学校に通い、その後アルバイトやボランティア、スポーツ、旅行をするというパターンが一般的です。
日本の協定国
日本のワーホリ協定国は31ヶ国です。
オーストラリアやカナダ等、最初に協定を結んだ国が渡航先としての人気も高くなっています。
10年程前から韓国の人気も高まっています。
他には、ニュージーランド、香港、ノルウェー、アルゼンチン等もありますよ。
語学の勉強をしながら色々な経験を積めるのは楽しそう!
学んだ語学を活かしながらアルバイトや観光をできるのは効率がいいわね!
費用について
必要な費用は行き先によって異なりますが、半年間のワーホリで事前に準備しておきたい費用は約100万円!
内訳は以下の通りです。
- ビザ申請料…約3万円
- 海外留学保険…約15万円
- 航空券(片道)…約20万円
- ホームステイ代…35万円
- 語学学校(3ヶ月)…25万円 合計98万円
カナダ、オーストラリア、イギリス、アイルランドの4か国では、ワーキングホリデービザ申請をする際、上記の費用に加え当面の滞在できるお金があることを証明するために銀行の残高証明書の提出が必要です。
例えば、オーストラリアのワーキングホリデービザを申請する場合、AU$635(約6万円)+帰国時の航空券代金以上の充分な資金を持っていることを証明する必要があります。
また、現地でアルバイトをする予定でいてもすぐ仕事が見つかる保証はありません。
特にフランス、スペイン、イギリスといったヨーロッパ圏は失業率が非常に高く、英語力やスキルによっては希望の職に就くのが難しいことも!
現地での収入に頼りすぎることなく、当面の生活費も用意して行ったほうがいいのかも!
ワーホリ費用を借りるには?
ワーホリはあくまでも「休暇目的の入国」に利用される制度なので、国や地方自治体など公的機関による支援制度はほとんどありません。
しかし、語学学校に通う場合であれば、日本政策金融金庫による「教育一般貸付 (国の教育ローン)」が利用できるケースもあります。
金利1.80%で最大で450万円まで借りることができます。
返済期間が最長18年なので月々の返済額も抑えることができ、低年収の場合は優遇措置もあります。
気になった場合は、日本政策金融公庫の公式ホームページで申し込みや返済時のシュミレーションができるようになっていますので、一度チェックしてみて下さい。
知っておきたい留学エージェント
留学エージェントとは、留学を考えている人たちをサポートする専門家で、留学先の学校を選ぶアドバイスや必要な手続きを支援してくれます。
たくさん種類がある中でもそれぞれ特徴があるので、異なったタイプの留学エージェント3社をご紹介します。
個人手配サポート:ラングペディア
ラングペディアは、生徒が直接学校に手続きする個人手配をサポートする無料サービスです。
一人で手続するのが不安な方や余計な費用を抑えたい方にピッタリ!
手配可能なワーホリ対象国は、カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・イギリス・アイルランドです。
海外でのトラブルにも24時間対応:スマ留
年間利用者8,000人以上の人気留学エージェント「スマ留」は株式会社日本旅行の海外グループ会社「TASKAL」と業務提携し、留学先のトラブルに24時間365日対応できるネット完結型危機管理サービスを導入しています。
また、フィリピンセブ島で英語力の基礎を固めてからワーホリに出発できる「スマ留ワーホリ準備プラン」というプログラムもあります。
35年以上の留学支援実績:成功する留学
ST Star AwardsアジアNo1.留学エージェントを5回受賞した「成功する留学」は35年以上の留学支援実績があり、経験豊富なカウンセラーが希望に合ったプランを作成してくれます。
17ヶ国700校以上の提携校があるので、自分にあった学校を見つけることができるでしょう。
まとめ
今回は、ワーキングホリデーにかかる費用と、お金を借りる制度、留学エージェントについて調査しました。
費用は100万円+当面の生活費を準備しておいた方が良さそうです。
借りる場合は、国の教育ローンである「教育一般貸付」を利用しましょう。
信頼できる留学エージェントを見つけることも大切ですね。
いずれにしてもワーホリ自体は30歳までしか利用できない制度なので、若いうちにできる貴重な経験といえます。
ぜひ前向きに検討してみて下さいね。
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