引っ越しは費用が高く、なるべく安く済ませたいと思いますが、その時に行うのが合い見積もりです。
しかし、相見積もりを行う際のマナーがあり、そうしないと引っ越し業者に悪い印象を抱かせてしまいます。
今回は引っ越しを安く際に行う相見積もり時の大事なマナーについて調べました。
(アイキャッチ画像出典元:https://ateaminc.jp/post-lease/595/)
相見積もりとは
「相見積もり」とは、複数の業者に見積もりを出してもらうことをいいます。
会社でも下請けに発注する前に、複数の下請けに見積もりを出してもらい、値段、納期や品質などを比較して実際に依頼する下請けを決定することが一般的です。
引っ越し業者に対しても相見積もりをすることでよりお得に引っ越し業者を決定することが可能となります。
しかし、得をしたいという思いが強すぎて、失礼な相見積もりをしてしまうことは避けたいですよね。
今回は相見積もりをする際のマナーを紹介していきます。
相見積もりをする際のマナー
相見積もりであることを伝える
相見積もりであることを伝えないと、契約を前提に見積もり依頼をしてくれたと勘違いされてしまいます。
伝えにくいとは思いますが相見積もりであって決定ではないということをきちんと伝えましょう。
メールで依頼するときは依頼文に相見積もりであることを書くこともよいと思います。
下見の時間が重ならないようにする
時間を節約するためとはいえ、複数の引っ越し業者に同じ時間に来てもらうことは避けましょう。
引っ越し業者同士で気まずいですし、引っ越し業者にとってのやり方をお互い見せあうことは避けたいはずです。
時間に余裕をもって午前中と午後に分けるなどしましょう。
他社の見積もりを見せない
会社にとって見積書は秘密情報であり、財産でもあります。
他社の見積書を見て粗探しをする引っ越し業者もいますが、見積書を出してくれた会社に対して失礼に当たります。
そもそも自分が見積もりを見せなければそんなことも発生しません。
口頭で「A社は〇〇円くらい」と伝える程度にしておきましょう。
他の会社の見積もり金額を聞かれることもあるよね。
その時に話してしまうと業者との信用が無くなるわね。
約束を守る
当たり前のことですが、引っ越し業者への約束を必ず守ります。
例えば、A社に対して「B社より安くするなら契約する」と伝え、A社が安くしてくれた場合、必ず契約しなければいけません。
契約前なので法律違反にはなる可能性が低いですが、引っ越し業者も価格を下げるために上司と交渉をしたり、自分の会社の予算を調整したり、一生懸命努力をしています。
それにもかかわらず約束を破ることはマナー違反となります。
よく漫画やドラマなどでも「契約するとは言っていない、検討すると言っただけだ」というセリフを見ることもありますが、決まって悪役のセリフですよね。
断りの連絡を入れる
引っ越し業者を決定したら、他の引っ越し業者に対して断りの連絡を入れます。
断りの連絡を入れるとしつこく理由を聞かれそうで嫌だと感じることもあると思います。
しかし、断りを入れないと、相手としては決定したかどうかわからないため、結果として確認の連絡を入れる必要があります。
断りの連絡を入れればもう連絡は来なくなるため必ず断りの連絡をしましょう。
断りの理由は正直に「他社に決めた」と伝えれば早く済みます。
連絡の手段は電話でもメールでもどちらでも大丈夫です。
まとめ
相見積もりは引っ越し業者に対して伝えにくいこともたくさんありますが、正直に伝えることが大事です。
特に断りの連絡を伝えることは勇気が要ると思います。
ただ連絡がつかなくなるほうが相手も困るため、お互い気持ちよくやり取りできるようにしましょう。
以上が引っ越し業者に相見積もりをするときのマナーです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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