メディアでたびたび取り上げられている業務スーパーは安さと便利さで人気を博しています。
しかし、「安すぎて怖い!」と言う声もあるようで、安さの秘密が分からず消費者は怖いと感じるのかもしれません。
今回は業務スーパーの怖いくらいの安さの秘密を調査しました。
(アイキャッチ画像出典元:https://www.kobebussan.co.jp/business/retail.php)
業務スーパーの概要
- 会社名:株式会社神戸物産
- 本社:兵庫県神戸市
- 代表者:沼田博和(代表取締役社長)
- 運営事業:業務スーパー、外食・中食、エコ再生エネルギー、人材育成などの事業を展開
- 業務スーパー店舗数:直営・フランチャイズ計1,007店舗(2022年10月末)直営3店、フランチャイズ1,004店
直営店が3店って、意外と少ないんだね!
マクドナルドやほっともっともそうだけど、コンビニみたいなフランチャイズ制なんだね!
業務スーパーの安さの秘密は?
業務スーパーの安さの秘密は、業務スーパーのホームページで紹介されています。
安さの秘密①
自社の工場で製造した商品、栽培・養殖などを自社で手掛けた商品など、販売・製造・原材料におけるまでコスト削減を徹底しています。
安さの秘密②
フランス・アメリカなど世界45か国から厳選した商品を大型コンテナで直輸入しています。大量に輸入することでコストを削減しています。
安さの秘密③
問屋を通さないメーカー直取引、海外の工場からも商社を通さずに自社で輸入、商品も自社工場製のオリジナルのこだわり仕入れコストを徹底的に削減しています。
安さの秘密④
紙のチラシではなくWEBチラシをメインに広告費を抑制。店舗での陳列方法の他社との差別化、配送の効率化などの無駄やロスを徹底的に削減しています。
安さの秘密⑤
オリジナル商品の開発での仕入れコストの削減とともに自社工場では常に製造工程を見直して生産効率を上げることで、更なるコスト削減を図っています。
オリジナル商品の製造は、他社との差別化だけだと思っていたよ。
仕入れコストの削減にもつながっていたんですね。
その他の安さの秘密
目に見える部分ではないのですが、業務スーパーの定価が安い理由の一つにフランチャイズのロイヤリティの安さがあげられます。
- コンビニ:営業利益の数十%
- 学習塾:入学金収入の50%、授業料収入の10%
- 業務スーパー:仕入額の1%
業務スーパー運営会社は、自社から必ず仕入れるとういうことで安い金額を設定しています。
運営会社は自社から仕入れてもらえ、フランチャイズ店は安いロイヤリティ、お客様は安い商品とみんながWIN-WINの関係になっています。
なぜ、安すぎて怖いのか?
テレビでも紹介されている安さが人気の業務スーパーですが、安すぎて怖いとの声もあるようです。何が怖いのでしょうか?
価格が安いのが怖い
価格が安いものは粗悪品が多いと言うことのようです。食品添加物等への不安もあるようです。
外国産は怖い
一時話題になった中国産への不信感などのように、外国産は不安で国内産は安心と言うことのようです。
量が多すぎて怖い
商品への不信感と言うより、こんなに食べきれるのかと言うことへの不安感のようです。
消費者が「怖い・不安」と思っていることは、業務スーパーがコストを削減するために取り組んできた安さ追求したことと重なります。
「安い物=悪い物」ではなく、安くても良い商品はたくさんあります。
安いからたくさん買う、あれもこれも必要のない物まで買うのではなく、一つひとつの商品の産地や内容・添加物・アレルゲン表示などをよく見て、楽しく買い物をしてください。
まとめ
今回は、業務スーパーの何が怖いのか?安さの秘密も調査しました。
- 安さの秘密は、徹底したコスト削減
- ロイヤリティの安さが、価格の安さに好影響
- 怖さは、安さの裏返し
- 安くて良い商品を手にとって見極めるのが大事
業務スーパーは、高級スーパーのような高級感あふれる作りではないですが、お客様に寄り添い安くて良い商品を大量に販売しています。
見ていて楽しくなるような商品ラインアップですので、自分に合った良い商品を探すのを楽しんで頂きたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント