ペットボトルや缶飲料を買うよりも経済的で、プラスティックの削減もできるので水筒を愛用している人は多いと思います。
素材、形状、デザインが気に入った水筒をたくさん購入し、使わなくなった水筒がいくつかあるという人も多いのではないでしょうか。
今回は使わなくなった水筒の活用法を調べてみました。
(アイキャッチ画像出典元 :https://www.shopthermos.jp/)
水筒の素材と注意点
水筒に使われている素材は製品ごとに異なるのでチェックして素材ごとの特徴と注意点を確認します。
ステンレス製
「ステンレス」製の水筒は、保温・保冷機能の高く冬にはあたたかい飲み物、夏には冷たい飲み物を入れて持ち運べるのが特徴ですが、下記の注意点があります。
- 酸や塩分を含む飲み物を入れない
- 炭酸飲料を入れない
- シンナー、クレンザー、金属タワシ、化学雑巾などは使わない
酸や塩分を含む飲み物を入れると腐食して内びんに穴が空いたり、サビを飲んで金属中毒を引き起こす危険性があります。
炭酸飲料は炭酸で内圧が上がる為、栓が開かなくなったり、内容物が噴き出したり部品が破損してふたが飛ぶなどの危険があります。
シンナー、クレンザー、金属タワシ、化学雑巾などはステンレスボトルを傷つけてしまい、サビや破損の原因になります。
プラスチック製
「プラスチック」製の水筒は、常温の水を補給したい場合や軽量なのでお子様でも持ち運びしやすいのが特徴ですが、下記の注意点があります。
- 落とすと割れたり欠けたりしやすい
- 保温性や保冷力が高くない
- 臭いがつきやすい
- レモン等の柑橘類の皮に含まれるテルペン又は油脂によって変質する
柚子やオレンジやレモンなどの柑橘類、ハーブ類に含まれるテルペン(terpene)という化学物質が油脂と同様にプラスチックを変質させる恐れがあります。
使わなくなった水筒の活用法
ステンレス製、プラスチック製の注意点を考慮に入れて5つの活用法をご紹介します。
オイルポットとして使う
ステンレス製やフッ素加工など、油に強いコーティングがされている水筒ならお料理で使った揚げ油を一時的に保存しておくオイルポットとして利用できます。
水筒はしっかり閉まるのでこぼれる心配がなく空気に触れる面も少ないので、適しているといえます。
ただし、保温性の高い水筒の場合はなかなか冷めないというデメリットがあります。
保温調理器として使う
ひとり分のレトルトカレーや、卵と湯を入れ、即席の保温調理器として利用できます。
カレーの温まり具合や、お好みの卵の茹で加減(半熟からかたゆで卵)は何回か繰り返してみないと安定した調理ができないことがデメリットです。
収納として使う
透明なプラスチック製の水筒なら、お気に入りのペンを入れて持ち歩いたり見せる収納にしてインテリアとして利用できます。
花瓶や水耕栽培の器として使う
水筒のデザインを活かして花を生けたり、チューリップやヒヤシンスなどの球根栽培や野菜の水耕栽培の容器として利用できます。
寄付をする
使わなくなった水筒は、新品同様か、新品に準じる状態であるなら寄付できます。
必要としている人に物資として届けられる物品支援活動をしている団体へ寄付するのも一つの選択です。
まとめ
使わなくなった水筒の活用法を5つあげましたが他にもアイデア次第で、新たな使い道を見つけることができるかもしれません。
使わなくなった水筒はただ捨てるのではなくリサイクルしたり別の用途に活用したりすることで、地球環境に貢献するエコにもつながります。
使わなくなった水筒を捨ててしまう前に、もう一度よく考えてみることで、新たな発見があるかもしれません。
最後まで、お読みいただきありがとうございます。
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