ビットコインでの海外送金の方法は?必要な手数料などを調査!

仮想通貨
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ビットコイン等の仮想通貨は円やドルといった法定通貨を送金するのと同様に送金することが可能です。

国内のみならず海外に送金することもでき、銀行振り込みに比べ早く送金ができることでも話題となっています。

今回は、意外と簡単にできるビットコインの海外送金の方法や必要な手数料、他の海外送金方法との違いを調査しました!

(アイキャッチ画像出典元:https://jp.freepik.com/)

従来の海外送金の方法は銀行からが主流

(画像出典元:https://knowledge-plus.com/international-money-transfer/)

まずは従来の方法である、銀行から海外へ送金する場合の手数料や必要書類をご紹介します。

ゆうちょ銀行 窓口の場合

  • 相手国にかかわらず日本円で支払う
  • 料金は1件当たり7500円
  • 必要書類…国際郵便振替請求書(口座間送金用)、総合口座通帳またはキャッシュカード、届け印、本人確認書類、マイナンバー記載書類(マイナンバーの届け出済み口座は不要)

マネーロンダリングやテロ資金供与の防止で、本人確認が厳しくなっているよ!

 

留学先の授業料の請求書など、送金内容を確認できる書類が必要な場合もあるみたい

三井住友銀行 海外送金サービス(SMBCダイレクト)の場合

  • 手数料は三井住友銀行の海外支店や現地法人・連携銀行あてなら1件あたり3000円、海外他行あてなら1件当たり3500円
  • 関係銀行手数料、リフティングチャージ(送金通貨と同じ外貨で支払う場合)、円為替取扱手数料(円建てで送金する場合)もかかる
  • 米ドル、ユーロ、英ポンド、スイスフラン、オーストラリアドル、ニュージーランドドルの6通貨および円建てでの送金が可能
  • マイナンバーの事前登録が必要

セブン銀行 コンビニATMの場合

  • セブン銀行ATMとインターネットで、世界約200か国に送金可能
  • あらかじめ海外送金サービスを申し込み、受取人を登録
  • 受取人は、円で送金したお金をWesterm Unionの窓口で現地通貨(送金時の為替レートで現地通貨に換算した金額)で受取る
  • 手数料は、送金が1万円以下なら990円、1万円~5万円以下なら1500円、50万円~100万円以下なら6500円等細かく決まっている

ビットコインでの送金方法は簡単

(画像出典元:https://bitcoin-matome.info/bitcoin/send-money/)

ビットコインを送金するには、オンラインウォレット(ビットコインの管理や送金を行うためのアプリケーション)を利用します。

アプリ以外で必要なものはビットコインアドレスのみです。

手数料は取引所によって様々ですが、「GMOコイン」や「DMM Bitcoin」、「SBIVCトレード」が送金手数料が無料~比較的安い取引所として挙げられます。

送金の手順は以下の通りです。

  1. 出金したいコインを選ぶ
  2. ラベルとアドレス(送付先)を入力する
  3. 送付数量と優先度を入力する
  4. 暗証番号を入力し、送付をクリック

送金は10分程度で完了します。

しかし、近年ビットコインを利用する人が増え、マイニング(承認作業)が遅くなっているので、実際には20分~40分程、マイニングに時間がかかれば1日以上とみておいた方が良いでしょう。

できるだけ早く着金したい場合、手数料を多めに支払うことで自分のリクエストを優先的に処理してもらうことができます。

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送金方法による違い

上記で解説した通り、海外への送金は銀行を利用する方法が主流でした。

最近では、銀行以外にWise(ワイズ)などの「海外送金サービス会社」という選択肢も増えましたが、やはり本人確認書類や各種手数料は必要です。

銀行からの送金、海外送金サービス会社、ビットコインの取引所を利用する上での違いは以下の通りです。

手数料

銀行利用であれば、店舗からの送金よりネット銀行の方が安いです。

最安値は外貨送金の場合、楽天銀行の750円(中継銀行手数料1000円を受取人負担にした場合)です。

ビットコインの場合、手数料は比較的安いですが送付数量と優先度によって変わってくるので必ずしも最安とは言えません。

着金スピード

銀行は早くて2~3営業日、Wiseを利用した場合は15分程度~1日程、ビットコインの場合、現在は1時間弱です。

安全性

安全性が最も高いのは、やはり銀行を通じて送金する方法でしょう。

次に安全なのはWiseかもしれません。

Wiseには専門の詐欺防止チームがついており、個人情報も銀行レベルのセキュリティで守られています。

ビットコインの場合、受取側には公開暗号鍵が、送付側には電子署名が必要で、その2つを組み合わせることで安全性を保っています。

しかし、全てネット上での取引で完結するので、もしもIDやパスワードが盗まれると勝手に送金されてしまうこともありえます。

また、相手のビットコインアドレスを間違って入力してしまうと誤送信となり、送金したお金は戻ってこないので注意が必要です。

まとめ

ビットコインを利用した海外送金は、ビットコインアドレスとアプリ、少しの手数料で簡単に、比較的早く送金ができることがわかりました。

ただし、他の送金方法に比べると安全面はまだまだ低いと言えるので、詐欺等の被害に遭わないよう注意する必要があります。

特に取引所のIDとパスワード音の管理は厳重にしましょう。

最期までお読みいただきありがとうございました。

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