宇宙ビジネスは急速に発展している業界であり、宇宙開発の商業化が進んでいます。
この分野で活動している主要な日本企業一つがispaceであり、もう一つが堀江貴文(ホリエモン)によるインターステラテクノロジズです。
今回はこの2つの企業とその他の日本の宇宙ビジネスについて調査しました!
アイキャッチ画像出典元:https://www.projectdesign.jp/articles/685173be-25bd-4db1-82d1-a72711a896dc
iSpaceとは
ispaceは、日本を拠点に活動するスタートアップ企業で、月面探査や資源開発を行うことを目指しています。
そのビジョンは、月を人類の生活圏に拡大することで、新たな資源やビジネスの可能性を開拓することです。
特に、月の水資源が「未開発の潜在能力」を持っているとして、宇宙ベースの経済を刺激することに関心があります。
ispaceは、月面輸送サービスとして商用の探査ミッションを行うことを計画しています。
これには、月面ローバー(月面を移動する探査車)を使用し、科学的な研究や商用活動をサポートする予定です。
また、「Cislunar Digital Twin 2030構想」を推進していて、地球と月の間(シスルナ空間)でデジタルツイン技術を活用し、「リアルとデータの融合」を実現、大規模データベースの構築を通じて月へのペイロード輸送を加速することを目指しています。
ispaceは、これらのビジョンを実現するために、世界中からの資金調達やパートナーシップを通じて技術開発を進めています。
ispaceのミッション1では2023年4月26日に民間企業として世界初を目指した月面着陸船の月面着陸に失敗しましたが、原因と改良点を特定しました。
高度測定に異常があったため、推定高度をゼロとして判断し、燃料が尽きて自由落下したと考えられています。
次のミッション2(2024年予定)とミッション3(2025年予定)に向けて、ソフトウェアの改修と想定シミュレーションの範囲を拡大させることで、ミッションの精度を向上させることを目指しています。
次は民間企業初の月面着陸してほしいね!
月に住めるのかな?
ホリエモンの宇宙開発とは?
堀江貴文(ホリエモン)は、インターネット企業家であり、彼が設立したインターステラテクノロジズは、日本のプライベートスペースフライト企業です。
「選ばれるロケット」を目指して、観測ロケット「MOMO」や超小型人工衛星打上げロケット「ZERO」などを独自に開発・製造しています。
インターステラテクノロジズの目標は、安価かつ便利なロケットを提供することで、宇宙ビジネスの可能性を広げることです。
ホリエモンは、自身のビジョンとして、衛星による全地球規模のモニタリングという、一見すると「超監視社会」を思わせるものですが、それにより安全な社会を作り出すことを目指しています。
衛星はすべてをリアルタイムで追跡可能にし、違反行為の証拠を提供することが可能になるとのことです。
人工衛星を利用したリアルタイムトラッキングの可能性を語っています。
インターステラテクノロジズはシリーズDラウンドで総額17.7億円の資金を調達したことが報告されています。
監視社会ってちょっと怖いな。
衛星で色々見えちゃうね!
その他の日本のスペース産業
Astroscale(アストロスケール)
Axelspace(アクセルスペース)
株式会社ALE(エール) (Astro Live Experiences)
日本の宇宙エンターテイメント会社で、人工的な流れ星を作成して、エンターテイメントとして地球上から観察することを目指しています。
主な目標は、「流れ星をリクエストできる世界」を創造することです。
ALEの技術は、人工衛星に小さなペレットを搭載し、それを地球の大気に放出することに基づいています。
これらのペレットは地球の大気に再突入すると燃え上がり、地上から見ると流れ星のように見えます。
このプロジェクトは、天文学的な現象を観察し、それをエンターテイメントに活用するという新たなアプローチを提供しています。
Space BD
企業ごとにビジョンが違って面白いね。
宇宙でエンタメまで考えてるなんてびっくり!
まとめ
これらの企業の活動から明らかなように、宇宙ビジネスは商業化の進展とともに、今後も多くの可能性を秘めています。
日本だけでなく世界中が宇宙利用が大きなビジネスチャンスとして宇宙ビジネスに参戦しているので今後に注目です。
最後までお読み頂きありがとうございました。
コメント