果汁100%ジュースと聞くと健康的で、おいしいといったイメージがあります。
しかし、そこに嘘が存在したとしたら、皆さんはどう思うでしょうか。
他には、果汁100%ジュースに何が存在したりするのでしょうか
(アイキャッチ出典:https://macaro-ni.jp/37121)
果汁100%ジュースの種類と加工の違い
果汁100%ジュースには、3種類に分けられます。
- 生ジュース
- ストレートジュース
- 濃縮還元ジュース
です。
簡単に3種類の果汁100%ジュースの違いを紹介しましょう。
この3種類が果汁100%ジュースです。
果汁100%ジュースといっても3種類もあるんだ!
濃縮還元ジュースだけがなんか違うような気がする
濃縮還元ジュース100%には大きな嘘が隠されている!
生ジュースやストレートジュースは、果汁100%ジュースといえるのですが、濃縮還元ジュースは本当に果汁100%ジュースといえるのでしょうか。
先ほども紹介したように、濃縮還元ジュースは果物から水分を抜いた状態にしてしまいます。
濃縮還元ジュースは果汁100%ジュースとは言い切れない嘘が隠されています。
加熱・真空・冷凍をすることで水分を飛ばすことで、果物の香りが抜けてしまい、風味が無くなってしまいます。
カラカラに乾燥させたものに、水を注入しても元の果物には戻らないからです。
そのため、濃縮還元ジュースの表示には、ビタミンCや香料、最悪な場合には砂糖が記載され本来の香りと風味を出しています。
濃縮還元ジュースは果汁100%といっても嘘と思われても仕方がない作り方をしています。
濃縮還元ジュースって完全な100%ジュースじゃないじゃん!
果汁100%と思って買っていたのに
濃縮還元ジュース100%のメリットとは何か?
スーパーやコンビニなどで果汁100%ジュースと書かれている物の多くは濃縮還元ジュースになっています。
濃縮還元ジュースには、なんらかのメリットがあるのでしょうか?
考えられるメリットは
- 輸送効率の良さ
- 工場での置き場に困らない
- 安価で提供できる
輸送効率の良さに関しては、例えば、1tの果物を輸入しようとした場合1tの物しか運べません。
濃縮還元されたペーストは5~6倍に濃縮されるために1回の輸送量が5~6倍になるのです。
そのため、輸送コストの削減につながります。
工場においても、ペースト状にされているために、工場での保管場所を小さくすることが出来るために、置き場に困らない事が考えられるのです。
この2つの要素から、輸送コストの削減・工場での管理費用の低下によって安価でスーパーやコンビニに商品が並ぶことが出来ることになります。
これは、確かにメリットかもしれませんが、香料や添加物が入った物を本当に果汁100%ジュースといえるのか?という疑問がわいてくることは間違いないでしょう。
濃縮還元ジュースですから100%の果汁は使っていることになりますから嘘にはならないかもしれませんが、表示には他にいろいろなものが含まれていることから、果汁100%ジュースといえないのではないでしょうか。
確かに安価に買えるメリットはあるけど・・・
添加物が入っていて健康には問題ないのかしら?
まとめ
果汁100%ジュースには嘘が隠されている? 他にはメリットがあるのか?について紹介してきました。
- 果汁100%ジュースには、3種類の加工方法がある
- 濃縮還元ジュースは、果物を濃縮する方法が3種類ある
- 濃縮還元ジュースは、濃縮することで香りや風味がなくなってしまう
- 濃縮還元ジュースは、香りや風味を出すために添加物を入れている
- 濃縮還元ジュースのメリットも3種類ある
- 濃縮還元ジュースは、嘘だらけで本当に果汁100%ジュースといえるのか
などがあげられます。
確かに濃縮還元ジュース100%と書かれていれば果汁100%と勘違いしてしまう事は間違いないでしょう。
その嘘を見抜ける方法は他にはあるのか?という事になりますが、やはりパッケージ成分表示をじっくり観察することが一番の対策になるのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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