コロナ禍でしばらくお休みしていた宴会がようやく解禁となり、久しぶりの宴会で、上司と焼肉に行くという方も多いのではないでしょうか。
そんな焼肉の席で、気になるのが「誰が焼くのか」という問題です。
そこで、今回は職場の宴会や会社間の接待では誰が焼くのが適切なのかを調べました。
(アイキャッチ画像出典元 :https://cancam.jp/)
美味しい焼肉の焼き方ルール
焼肉の焼き方のルールは以下になります。
- 油の少ないものから多いもの
- 塩系からタレ系へ
- 中心部分に汗がかいたように見えたら裏返す
- 音が変わったら食べごろ
焼く順番
焼肉を焼く順番は、脂の少ないものから多いもの、塩系からタレ系の順が基本です。
脂が多かったりタレがついたものを最初に焼くと、すぐに鉄板や網が汚れてしまうためです。
また、タレ味を焼いた後、塩味を焼くとタレの味が移ってしまうことがありますし、味の薄いものから濃いもの順で焼いた方が、それぞれの味を楽しむことができます。
焼く方法
お肉をジュ―シ―に柔らかく仕上げるには、お肉の中心温度が65℃を目安にすることがポイントです。
65℃を超えてしまうと、お肉の中にあった旨みの肉汁がどんどん外に流出してしまい、お肉が固くなってしまいます。
焼いている中心温度が65度を超えた時点で、コラーゲンが収縮して肉汁が絞り出され、肉汁は肉組織の隙間をつたって表面に浮かび上がり汗をかいたように見えます。
肉の表面が汗をかいたような状態になったら裏返して、裏返したら次は音に気をつけます。
焼ける音が変わってきたら水分が適度に抜けてきた状態になり、食べごろとなりますので肉を鉄板や網からおろしてください。
社内親睦目的の宴会シーン
社内親睦目的で上司と焼肉へ行く場合は、一般には役職が低いものが焼くことになります。
上司や先輩中に「焼肉大臣(肉を焼くことが得意な人)」がいる場合は焼き方を伝授してもらいつつ、お手伝いする姿勢でいると好印象です。
焼肉店では肉を焼くだけではなく、飲み物の注文を促したり、食べ終わった皿や飲み終わったグラスなどを片付けたりすることも積極的に手伝いましょう。
幹事さんがいれば幹事さんに会合の手順や注文方法などを教えてもらいながら補佐する気持ちで参加するとお互いに気持ちよく宴会をすすめることができます。
役職が低いなら、座る席もお手伝いしやすい出入り口付近(末席)を選び、先輩や上司をたててるようにすると、円滑なコミュニケーションが図れます。
会社間接待目的の宴会シーン
取引先などの会社間で接待を受ける場合であっても上司と焼肉に行くなら、役職が低いものが焼きます。
会社やあなたの上司が接待を受けていると考え、自分が接待を受けていると考えない方が無難です。
取引先の会社の人々はあなたがどのような立ち居振る舞いをするのか観察していると思ってください。
先方を立てて、何もしないという判断ももちろんありますが、先方から「こちらでやります」といわれるまでは肉を焼くのが無難です。
「こちらでやります」といわれた後も料理を配るのを手伝ったり、空いた皿やグラスを片付けるなど宴会を円滑に進め、その場を整える気持ちで参加しましょう。
宴会をつつがなく終わらせる為にも上座は上司に座ってもらい、役職が低いものは上座の中でも出入り口付近の席(なるべく末席)を選び、宴会進行を手伝いましょう。
その場の宴会を楽しむのはもちろん良いのですが、その後の取引先との関係を築いていくのは大切と考えるならば、気働きを総動員させましょう。
まとめ
上司と焼肉に行くときには、基本的には「役職が低いもの」が焼くのが一般的です。
しかし、上司の状況や部下の状況によっては逆転する場合がありますので上司と焼肉に行くときは、上司や先輩に相談をして誰が焼くのかを決めておくのも一つの方法です。
焼肉を焼くだけでなく、宴会には他に様々な手伝えることがありますのでこれもコミュニケーションの一環と考えて積極的に手伝いましょう。
最後まで、お読みいただきありがとうございます。
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