高額医療費制度があり、
入院時に利用した事もあるのではないでしょうか。
この制度があるから保険に加入しなくても良いのでは
という話もあります。
私は保険には入るべきだと思いますが
それがなぜなのかをお伝えしようと思います。
1.高額医療費制度とは
高額医療費とはざっくり言うと
医療費が月に80,100円だけで済む制度です。
例えば、
「入院で200,000円かかってしまった」
「どうしよう」
となっても200,000円から80,100円を引いた額、
すなわち119,900円が戻ってくるわけです。
ちなみに、保険に入っていて200,000円全額が賄われた場合には
戻ってきません。
それであれば保険に入らない方が得じゃん。
そう思われるかもしれませんが
保険に入った方が安心感が違います。
なぜかを見ていきましょう。
2.なぜ保険に入った方がよいか
保険に入った方が安心できます。
それはそうですよね。
いくら入院しても賄われる保険に入れば
後は何も不安に思わないですから。
では、なぜ高額医療費制度だけでは
安心できないのでしょうか。
理由は3つあります。
- 自己負担がある(月に80,100円支払)
- ベッド代や食事代は賄われない
- 先進医療には使用できない
このため、一時的とはいえそれなりの費用が発生します。
しかも、入院中は仕事できませんので
無収入の中で生活費にプラスして
この金額を支払うのはかなりの痛手です。
3.保険料の目安
私の場合、今の保険料は妻と合わせて12,000円程度です。
内訳としては
- 3代疾病
- 入院補償
- 先進医療
をつけています。
年間144,000円の支払で結構な金額ですが、
手術して入院してもほぼ満額出るので安心です。
私の場合、目の手術で全額で75,000円程度が発生したのですが、
81,000円を超えていないので高額医療制度は使えませんでした。
その時に保険で80,000円が出て非常に助かりました。
結果として費用以上の金額が出ました。
全く病気や怪我をしない場合は保険はいらないですが、
年齢を重ねるにつれてそうはいかないので
保険には入る方が安心だと思います。
4.保険に入らなかった場合の必要貯蓄額
では、もし保険に入らない場合に
どれくらい貯めておけば良いでしょうか。
高額医療費対象の手術と入院をした場合に
計算すると3ヶ月目までは月額80,100、
4ヶ月目以降は44,400円に引き下がります。
これを考慮すると
80,100円 × 3ヶ月 = 240,300円
44,400円 × 9ヶ月 = 399,600円
合計 639,900円
1年間、高額医療で毎月かかる金額です。
毎月、高額医療になることはありませんが
この金額にプラスして先進医療費やベッド代などがかかります。
そのため、これ以上の金額を貯金しておかなければいけないです。
それだけで足りるか分からないという不安が
どうしても付き纏います。
なのでやはり保険に入って安心した方が良いかと思います。
5.まとめ
今回は高額医療制度はありますが
保険には入った方が良いという事をお伝えしました。
やはり、手術して入院するとなると
どんなものでもそれなりの費用が発生しますし、
どれほどかかるか分からない不安がどうしても付き纏います。
保険に入ればその不安が少なからず解消されますので
ぜひ保険に入ることをお勧めします。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです。
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