J1リーグの試合での立見席設置による条例違反はなぜ起きたのか調査しました。

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2023年2月25日と3月18日に豊田スタジアムで行われたJ1リーグの試合で、名古屋グランパスが設置した大旗を用いての応援容認エリアの一部が、豊田市火災予防条例に違反していたことが発覚しました

そこで今回は、豊田スタジアムで起こった条例違反について調査しました。

(アイキャッチ画像出展元:https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/football_zone/sports/football_zone-445520?redirect=1)

豊田スタジアムの概要

(画像出典元):https://www.tourismtoyota.jp/spots/detail/205/

  • 所在地:愛知県豊田市千石町7-2
  • 開場: 2001年7月21日
  • 収容人数: 40,000人(障害者席225席、車椅子対応可)
  • 面積: 約11.7万m²
  • グラウンド面積: 約7,000m²
  • ピッチサイズ: 141m×88m(天然芝部分115m×78m)
  • 所有者: 豊田市
  • 運営者: 株式会社豊田スタジアム

日本で2番目の大きさを誇るサッカー専用スタジアムだね。

名古屋グランパスのホームグランウンドですね。

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立見席について

(画像出典元):https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=423210

立見席のメリットについて

立ち見席はチケット代が比較的安く、スタジアムの雰囲気を直接感じられるため、試合の臨場感が高く、応援にも参加しやすいというメリットがあります。

さらに、満席時でも入場できる可能性が高く、早めに行けば希望の場所に座れる可能性があります。

立見席のデメリットについて

立見席で観戦する場合、長時間立ちっぱなしになるため、座席よりも疲れやすいです。

また、スタジアム内での移動や飲食物の持ち込みが制限される場合があることとや、人が密集しているためにトラブルが起こりやすく、周囲とのトラブルに巻き込まれる可能性が考えられます。

豊田スタジアムの立見席について

豊田スタジアムでも、南側スタンド2階前段ブロック後方の立ち見席が設けられていました。

この立ち見席は、緩衝帯を構成する柵の強度を上げる目的で、後方に柵を設け、後方通路を大旗も使用できる立ち見席として運用されています。

今回はこの立見席が条例違反になってしまったんだよね。

名古屋市の条例違反について

今年2月25日のJ1リーグ第2節 京都サンガF.C.戦と、3月18日の第5節 FC東京戦において、条例違反がありました。

違反の内容としては、名古屋グランパスが設置した大旗を用いての応援容認エリアのうちSスタンド2F前段ブロック後方の立ち見席(33列目後方の通路)が、豊田市火災予防条例に違反していたとのことでした。

条例違反が発覚したのは、アウェー席の運用を見直していた中で豊田市消防本部に報告し、判断を受けたためです。

消防本部に確認してもらった結果なんだね。

悪気があってやっているわけではなかったのよね。

豊田市の火災予防条例では、「客席内の避難通路に客を収容しないこと」と規定されていますが、罰則はないとのことです。

名古屋グランパスエイトは、この条例違反を受けて、「ルール設定時の関係各所への確認プロセスを見直し、再発防止の徹底に努めてまいります」と謝罪し、再発防止に向けた取り組みを行うことを約束しています。

また、報告を受けた豊田市消防本部は、クラブと豊田スタジアムの両方に再発防止を指導することを決定しています。

真摯に改善する姿勢が見られるから今後は大丈夫かも。

避難経路を客席にしなければよいので、しっかりとした確認が必要ね。

まとめ

今回は、豊田スタジアムに設置された立見席の条例違反について調査しました。

これから暖かくなりサッカー観戦にふさわしい季節になってくるので、安全に観戦できる環境が整うといいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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