車のバッテリー上がりの復活後にすることは何に?調査してみました!

当ページのリンクには広告が含まれています。

本格的な夏が近づくにつれ、増えてくるのがバッテリー上がりです。

 昨今の猛暑もありエアコンがフル稼働した上に、現在の自動車は電子部品の塊と言われ、電気の使用量も多く、今まで以上にバッテリーへの負荷がかかっています。

 バッテリーを大切に使用するとともに、いざバッテリーが上がってしまった後の対策等を調査してみました。

(アイキャッチ画像引用元URL:https://www.ins-saison.co.jp/otona/oshiete/car/battery-trouble.html)

目次

自動車のバッテリーの役割

自動車のバッテリーは、車の心臓部とも言える重要な部品で、その役割はエンジンを始動させるための電力を供給することです。

キーを回すと、バッテリーはスターターモーターに電力を送られ、エンジンが回転して燃焼プロセスが開始されます。

バッテリーがなければ、エンジンは始動しません。

 さらに、バッテリーは車両内の電子機器に電力を供給し、ヘッドライト、カーナビ、オーディオシステム、エアコン、パワーウィンドウを動作させます。

これらの機器が適切に動作するためには、バッテリーの安定した電力供給が欠かせません。

バッテリー上がりの原因

(画像出典元:https://www.volkswagen.co.jp/ja/afterservice/service-and-parts/repairs-and-checks/battery1.html)

自動車のバッテリーが上がる原因はさまざまですが、主なものを以下に説明します。

  • 放置や使いすぎ

車を長期間使用しないと、バッテリーは自然に放電します。特に現代の車は、セキュリティシステムや時計などの電子機器が常に動作しており、これらが少しずつ電力を消費します。また、短距離運転を繰り返すとエンジンが十分に充電できず、バッテリーが上がりやすくなります。

  • ライトや電子機器の消し忘れ

ヘッドライトや車内灯を消し忘れると、バッテリーが大量に消費されます。また、車のエンジンを切った後もナビゲーションシステムや音響システムなどの電子機器が動作し続けると、バッテリーが上がる原因となります。

  • バッテリーの老朽化

バッテリーは消耗品であり、寿命が来ると充電効率が低下します。一般的には3〜5年が交換の目安とされていますが、使用状況や環境によってはそれよりも早く劣化することもあります。

  • 充電システムの不具合

オルタネーター(発電機)やレギュレーター(電圧調整装置)が正常に機能していない場合、バッテリーが十分に充電されません。また、ベルトの緩みや損傷も充電不足の原因となります。

  • 温度の影響

極端な気温もバッテリーの性能に影響を与えます。特に寒冷地ではバッテリーが低温で化学反応が鈍くなり、始動時に必要な電力を供給できないことがあります。逆に高温環境ではバッテリー内部の化学反応が進みすぎて劣化が早まります。

  • 漏電

車両の電気回路に問題がある場合、常に電力が消費される「漏電」が発生することがあります。これにより、バッテリーが上がるリスクが高まります。

これらの原因を防ぐためには、定期的なメンテナンスが重要です。

バッテリーの点検や充電状態の確認、電子機器の適切な管理を行うことで、バッテリーが上がるリスクを低減できます。

また、車を長期間使用しない場合はバッテリーを取り外すか、メンテナンス充電器を使用することも有効です。

バッテリーが上り解消後にすること

自動車のバッテリーが上がった後、問題を解消した後には以下のことを行うべきです。

自動車のバッテリーが上がった後、問題を解消した後には以下のことを行うべきです。

  • バッテリーの状態を確認する

バッテリーが上がった原因を特定するため、充電状態や寿命を確認します。テスターを使用して電圧を測定し、異常がないかをチェックします。

  • 充電を十分に行う

バッテリーを再充電するために、車を一定時間運転するか、バッテリーチャージャーを使用して完全に充電します。エンジンがアイドリングしているだけでは不十分な場合があるため、少なくとも20〜30分の連続運転が推奨されます。

  • 電気システムの点検

オルタネーター(発電機)や電圧レギュレーターなど、車の充電システムが正常に動作しているか確認します。専門のメカニックによる診断が必要な場合もあります。

  • 再発防止策の実施

ライトや電子機器の消し忘れを防ぐための習慣を身につけることや、長期間車を使用しない場合はバッテリーメンテナンスツールを使用するなど、バッテリーが再度上がらないように対策を講じます。

バッテリーが上り解消後にしてはいけないこと

(画像出典元:https://www.seikatsu110.jp/library/battery/bt_car_battery/164145/)

  • 短距離運転の繰り返し

バッテリーが上がった直後に短距離運転を繰り返すと、バッテリーが十分に充電されず、再び上がるリスクが高まります。十分な充電時間が確保されるよう、長めの運転を行うことが重要です。

  • 高負荷の電子機器を多用する

バッテリーが完全に回復する前に、エアコンやオーディオシステム、ナビゲーションシステムなどの高負荷の電子機器を多用することは避けるべきです。これらの機器はバッテリーに大きな負担をかけるためです。

  • 不適切なバッテリーチャージャーの使用

不適切なバッテリーチャージャーを使用すると、過充電やバッテリーの損傷を引き起こす可能性があります。車のバッテリーに適したチャージャーを使用し、充電方法を正しく守ることが重要です。

  • 電気系統の修理を自己流で行う

専門知識がないまま電気系統の修理や調整を自己流で行うことは危険です。バッテリーや車両全体に損傷を与えるリスクがありますので、専門のメカニックに依頼することをお勧めします。

以上の点を守ることで、バッテリーの寿命を延ばし、再度のトラブルを防ぐことができます

まとめ

以上、バッテリーが上り解消後にすることを中心に調査してきました。

<バッテリーが上り解消後に必ずしなければいけないこと>

・バッテリーの点検、交換

・バッテリーの充電

<バッテリー上がり解消後にしてはいけないこと>

・短距離運転の繰り返し

・高負荷の電子機器を多用

この点を特に注意した方が良いでしょう。

 バッテリーの交換頻度は自動車の使用頻度にもよりますが、毎年交換する人、車検ごとに交換する人、5年毎に交換する人など様々ですが、自車の状況や経済状況に合わせて交換するようにしましょう。

 電子機器の塊である最近の自動車は、昭和の頃の自動車のようにアナログでエンジンが掛かればなんとかなるものではなくなってきています。

 せっかく出会った愛車ですので、大切に永く乗り続けたいですね。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次