車のトラブルの一つにバッテリー上がりがあります。
夏場は走行中のエアコンの使用によりバッテリー上がりが起こる可能性が高くなります。
今回はバッテリー上がりの料金相場について調査しました。
(アイキャッチ画像出典元:https://www.yoyakuguido.com/column/rules-operation/battery/)
バッテリー上がりとは?
バッテリーとはどこにあるのか?
車のバッテリーは車を動かすために必要な電気を供給する重要な装置であり、通常エンジンルームに配置されています。
バッテリーはエンジンだけでなく、ヘッドライトやカーナビ、カーオーディオ、パワーウィンドウなどの電装品にも電力を供給しています。
近年の車は多くの電気を消費するため、バッテリーへの負担も増えています。
原因は?
自動車のバッテリーが上がってしまう原因は、主に以下の点によるものです。
- 電気の使い過ぎ: 車内の電装品(ライトやエアコンなど)の使用量が多いと、バッテリーが上がってしまいます。
- 長期間の不使用や走行距離が少ない: 車を停止させたままで電装品を使用したり、長期間車に乗らない場合は、バッテリーの自然放電が進み、上がりやすくなります。
- バッテリーの寿命: バッテリーは2~3年程度が寿命とされており、使用年数が長くなると発電機能が劣化し、発電量が減少してしまいます。
特に多いものは、ヘッドライトやハザードランプなどのライト類、および室内灯の消し忘れです。
特に雨が降った夏の夜については、ライトとワイパー、エアコンを使用することになるため、電力消費量が非常に多くなり注意が必要です。
走行距離も関係あるんだね。
夏と冬はエアコンがないと運転できないから注意しないといけないね。
修理を依頼する場合
対応可能な依頼先と相場
バッテリー上がりに対応してもらえる依頼先と費用についてまとめました。
修理依頼先 | 費用 | 注意事項 |
---|---|---|
JAF | 無料 | 会員以外は有料で割高になる可能性あり |
保険会社 | 基本無料 | 契約内容によって、 回数制限や有料の場合あり |
ディーラー | 基本無料 | 車を購入していない場合、 有料になる可能性あり |
業者 | 8,000~15,000円 | 地域や修理業者によって差がある |
ガソリンスタンド | 2,000円 | 自力で持ち込む必要あり |
JAFや保険会社、ディーラーに頼んだ場合無料で対応してもらえますが、条件があるため事前に確認しておく必要があります。
もしもの時のために契約内容を確認しておく必要があるね。
JAFに加入しているとバッテリー上がり以外にも対応してもらえて安心よね。
修理業者の選び方
修理業者に依頼する場合は、以下の点に注意する必要があります。
- 価格:ホームページの価格とは別に出張料金や緊急対応費が請求されることがあります。バッテリー上がりの場合も作業料金が異なることがあるため、無料見積りを依頼しましょう。
- サービス内容:利用料金に含まれるサービス内容を確認して選ぶのが重要。現金のみ、追加料金、出張費、夜間対応などは無料見積り時に確認しましょう。
- 営業時間:バッテリー上がりは日中や夜間を問わずいつ起こるかわかりません。そのため24時間365日営業しているバッテリー修理業者なら安心です。
自力で修理する方法
バッテリー上がりの車のエンジンをかける方法には、ジャンピングスタートとジャンプスターターの2つの手法があります。
- ジャンピングスタート: 別の車を救援車として用意し、ブースターケーブルを使ってバッテリー同士をつなぎ電力供給する方法
- ジャンプスターターを使用する: ジャンプスターターと呼ばれるモバイルバッテリーで故障車に直接電力供給する方法
ジャンピングスタートのやり方
- 救援車と故障車のバッテリーにケーブルをつなぐ。
- 赤ケーブルを故障車のプラス端子につなぐ。
- 赤ケーブルを救援車のプラス端子につなぐ。
- 黒ケーブルを救援車のマイナス端子につなぐ。
- 黒ケーブルを故障車のバッテリーから離れた金属部分につなぐ。
- 救援車のエンジンをかけてから故障車のエンジンをかける。
- 救援車のエンジンをかけ、2分程度軽くアクセルを踏む。
- その後、故障車のエンジンがかかれば完了。
ジャンプスターターを使ったやり方
- ジャンプスターターと故障車をケーブルでつなぐ。
- 赤ケーブルを故障車のプラス端子につなぐ。
- 黒ケーブルを故障車のマイナス端子につなぐ。
- ケーブルをジャンプスターターにつなぐ。
- ジャンプスターターの電源をONにし、1分程度待つ。
- 故障車のエンジンがかかれば完了。
どちらの方法もケーブルのつなぎ方を誤ると危険です。
安全のために、不安な場合はプロの救援を呼ぶことをおすすめします。
まとめ
今回はバッテリー上がりの修理業者と相場について調査しました。
- 電装品(ライトやワイパーなど)の使い方や走行方法、バッテリーの寿命によってバッテリー上がりが起こる。
- JAFや保険会社に頼むと無料だが、契約内容に注意が必要
- 修理業者に頼む場合は価格、サービス内容、営業時間に注意
- 自力で直す場合は、救援者かジャンプスターターが必要
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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