カーナビは数年前まで車にとって必需品で、紙の地図を見ずに自動でナビをしてもらえる機能はとても便利なものでした。
しかし、最近はカーナビを搭載しない車も増えてきましたが、なぜなのでしょうか。
今回はカーナビをいらない派の意見を調査しました。
(アイキャッチ画像出典元:https://vague.style/post/49755/2)
カーナビとは
車両に搭載される電子機器で、ドライバーに地図情報や現在の位置を提供し、目的地までの最適なルートを案内するシステムのことです。
カーナビは、GPS(Global Positioning System)を利用して車の位置を把握し、地図データと組み合わせてナビゲーションを行います。
主要機能は下記です。
地図表示
詳細な道路地図を表示し、現在地や目的地、周辺施設などの情報を提供します。
現在位置表示
GPSを利用して車両の現在位置をリアルタイムで表示します。
ルート案内
出発地から目的地までの最適なルートを計算し、音声や画面で案内します。
交通状況や一方通行などを考慮してルートを変更する機能もあります。
ポイントオブインタレスト(POI)
ガソリンスタンド、レストラン、駐車場など、目的地周辺の施設情報を提供します。
音声案内
ドライバーが視覚的な情報に頼らずに運転できるよう、音声でルート案内を行います。
カーナビいらない派の理由
スマホでの代替
スマホではGoogleMaps、AppleMapsなど無料のナビゲーションアプリが豊富にあります。
またスマホはカーナビと違い持ち運び可能なため、車を変えてもカーナビを買いなおす必要はありません。
車を利用しなくても徒歩や自転車などで利用可能なためカーナビより使い勝手が良いという意見があります。
スマホと地図の連携
ここ数年で急激に人気の高まっているのが「ディスプレイオーディオ(DA)」です。
「ディスプレイを搭載したカーオーディオ」で、iPhoneやAndroidスマホと組み合わせるとAV一体型カーナビ同様の使い勝手を実現できます。
自動車メーカーでは標準化が進んでおり、市販では主要カーAVメーカーから海外製の激安モデルまで幅広いラインアップがそろっています。
ディスプレイオーディオ(DA)はカーナビよりも安く人気が出てきています。
カーナビのコスト
カーナビの購入には高額な初期費用がかかり、地図データの更新にも費用が発生する場合があります。
スマートフォンのナビアプリは基本的に無料で提供されており、地図データの更新も自動で行われます。
またカーナビを取り付ける作業は配線などかなり難しく、専門業者に頼むと工賃もかかります。
スマホであれば車載取り付け機がダイソーなどでも売られており、安易に取り付け可能です。
更新の手間
カーナビの更新にコストがかかるという内容は前項で述べましたが、更新の回数自体も多くありません。
多くても年に1度程度であり、さらに手動で更新するカーナビも多いため、実際の道路の更新にカーナビの更新が追い付かないことが多いです。
スマホではほぼリアルタイムで地図内容が自動で更新されるため、更新を気にする必要がありません。
まとめ
カーナビをいらない派の意見としては
- スマホでの代替
- スマホと地図の連携
- カーナビのコスト
- 更新の手間
があることがわかりました。
カーナビよりもスマホのほうが利便性が高いというのが大きな理由だとわかります。
ただカーナビもディスプレイの大きさやバッテリの心配が不要などスマホよりも良い点はあるため、メリットデメリットをよく考えて選択していきたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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