ロスバゲージ、略して「ロスバゲ」は空港で預けた荷物が行方不明となってしまうことです。
ロスバゲになった場合、手続きなどかなり面倒ですし、荷物が旅行先で無いのは困りますよね。
今回はロスバゲしたらどうなるのか、ロスバゲでヤバいと思ったときの対応方法をご紹介します。
(アイキャッチ画像出典元:http://asiatrip.jp/flight-carry-on/)
ロスバゲとは
ロスバゲは空港で預けた荷物が紛失されてしまうことや紛失した荷物のことを言います。
ロスバゲの発生確率はおよそ0.585%
アメリカ運輸省が2020年2月に発表した「Air Travel Consumer Report」によると、2019年のアメリカの航空会社において取り扱いミスが発生した荷物の数は、1,000個中平均5.85個です。
およそ0.585%の確率でロスバゲが起こっています。
これだけの数のミスが発生するのはちょっとひどいかも!
けっこう発生しているんだね
ロスバゲしても荷物が見つかる確率は?
ロスバゲしても大体の荷物は航空会社や乗客の手違いで手元に戻ってきます。
しかし、荷物が戻ってくるまでに最低1日~3日程度はかかり、海外で自分の荷物が無いとなるとかなりのストレスです。
せっかくの海外旅行が台無しになる
ロスバゲしたらどうなる?
ロスバゲで紛失したらどうなるかというと、航空会社は補償をしないといけません。
その際の補償は1人あたり最大19万6000円(2020年1月時点のレート参照)となっています。
この上限は国際的な取り決めで決まっているため、航空会社による大きな違いはありません。
あとはクレジットカード会社の付帯保険に加入している場合には補償が受けられます。
大体数万円程度ですが、少しでも補償は受けた方がよいですので確認してみるとよいですね。
一番良いのは海外旅行保険です。
手荷物1個あたり最大10万円程度あるため、万一の備えとして安心です。
最大で補償額が19万6000円は少ないかも
万一のために海外旅行保険は必須だね
ロスバゲでヤバいと思ったときの対応方法
ロスバゲでヤバいと思ったときには「航空券」と「クレームタグ(荷物を預けた際にもらう引換証)」を空港係員に届けます。
その際に「紛失証明書」に下記を記入します。
・氏名
・住所
・チケット番号
・パスポート番号
・滞在先の住所
・紛失した荷物の特徴
など
紛失証明書の控えは必ずもらい、海外旅行保険の補償を受けられるようにしましょう。
また、滞在中に荷物が無くて購入した物品の領収書をもっていると補償の際に支払われる保険もありますので注意が必要です。
ロスバゲしたときにはすぐに知らせることが大事かも
最低限の補償は受けられるようにしないといけないね
まとめ
今回はロスバゲしたらどうなるのか、ロスバゲでヤバいと思ったときの対応方法についてご紹介しました。
・航空会社はロスバゲで紛失したら1人あたり最大で19万6000円の補償を行う
・ロスバゲでヤバいと思ったときにはすぐに航空会社に連絡
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