トウガラシ等を使った適度なからさは食欲を増進させ、美味しく食事をする手助けになります。
しかし、限度を超えたからすぎるラーメンを食べると口の中がヒリヒリし、汗が止まらなくなり食べるのがとてもつらくなります。
今回はラーメンがからくて食べれないと悩む全ての方へ、乳製品や卵、油脂等を使った簡単アレンジでからさを和らげる方法をご紹介します。
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からさとは「痛覚」や「温覚」

(画像出典元:https://ai-create.net/blog/2020/03/30/)
甘味•苦味•酸味•塩味•旨味の五つを「基本味」といい、舌や口の中にある味蕾細胞という場所により「味覚」で捉えます。
しかし、からさ(辛味)を感じた時、それは「味覚」ではなく、「痛覚」や「温覚」で捉えます。
そして、からさ(辛味)にも2種類あります。「ホット」と表現される、トウガラシのように口の中で熱く感じるタイプと、「シャープ」と表現される、ワサビやカラシのような鼻の奥をツーンと刺激するタイプです。

からさは「痛覚」や「温覚」なんだね。

からさにもトウガラシのからさとワサビやカラシのからさの2種類があるのね。
からさを和らげるラーメンのお手軽アレンジ

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- チーズをトッピング
- 卵を入れる
- 牛乳で作る
- バターやマヨネーズを加える
- アツアツのラーメンを冷ます
- 食べる前に冷たい水を飲んで口の中を冷やす
1.チーズをトッピング
シュレッドチーズやスライスチーズをトッピングし溶けるまでよく混ぜることで、辛さがマイルドになります。
ただし、粉チーズではあまり効果がないのでご注意ください。
2.卵を入れる
生卵を入れて混ぜることでこちらもからさがマイルドになります。
また、溶き卵を作ってからラーメンに入れて混ぜるのもオススメです。
3.牛乳で作る
お湯の代わりに牛乳を使ってラーメンを作る方法です。
牛乳に含まれる「カゼイン」というタンパク質が辛味成分の「カプサイシン」を吸着することで、辛さが和らぎます。
4.バターやマヨネーズを加える
「カプサイシン」は脂溶性といって脂に溶ける性質があるため、バターやマヨネーズを加えることでからさが和らぎます。
ただし、脂質が増えるため、カロリーが気になる方は注意が必要です。
5.アツアツのラーメンを冷ます
アレンジとは言えないかもしれませんが、アツアツの料理よりも冷めた料理の方が辛さを感じにくいため、冷ましてから食べることでからさを感じにくくなります。
ただし、ラーメンがのびてしまうのが難点です。
6.食べる前に冷たい水を飲んで口の中を冷やす。
激辛料理を食べていると、つい水に手が伸びてしまいます。
しかし、辛い物を食べた“後”に水を飲むのは、大きな間違いだったことが分かりました。
辛い物を食べた後に水を飲んでも、洗い流すどころか口全体にからさを広げてしまいなかなか治らないのです。
実は水を飲む正しいタイミングは激辛料理を食べる“前”が良いのです。
口の中を冷やすことで痛覚を鈍らせる効果があり、からさを感じにくくなるからです。

卵や乳製品を入れて作ってみよう。

食べる前に口の中を冷やすといいのね。
まとめ
- 辛さとは「痛覚」や「温覚」
- からさを和らげるラーメンのお手軽アレンジ
1.チーズを載せる
2.卵を入れる
3.牛乳で作る
4.バターやマヨネーズを加える
5.冷ます
6.食べる前に口の中を冷やす
今回は乳製品や卵、油脂等を使った簡単アレンジでからさを和らげる方法をご紹介しました。
どれも簡単にできて効果を感じられるものばかりですので、からいラーメンを食べる際はぜひ試してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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