プリウスのマフラーがやばい！警察も異例の発表をしているのはどうして！？

プリウスのマフラーがやばい！と聞くとプリウスユーザーの方は驚いてしまうでしょう。

もしかして、リコールか！？とも考えてしまうはずです。

この件に関しては、千葉県警が異例な発表を行っています。

それはいったいどんな発表なのでしょう。

(アイキャッチ画像出典：https://www.webcartop.jp/2017/02/69366/）

プリウスのマフラーの触媒コンバーターの盗難がやばいくらい多い！？

出典：https://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/PRIUS/1003891/

千葉県警が発表したのは2022年12月にプリウスの触媒コンバーター(触媒)の盗難が、2021年と比較して、10倍以上になっていることです。

2021年は10数台だった盗難が2022年になって130台以上にものぼる被害を出しています。

千葉県内でこれだけの被害が出ているという事は、他の都道府県でも同様の被害に遭っている可能性があることを示唆しているのです。

他の都道府県では、確認がされてはいませんが、同様の手口で、プリウスの触媒だけを持ち去ってしまう可能性が高いともいえます。

千葉県警としてはプリウスユーザーに対してマフラーがやばい！と警告を発しているのです。

出典：https://www.carsensor.net/contents/market/category_1491/_61320.html

プリウスの触媒の盗難が多いことが分かりましたが、触媒っていったい何？という方もいるでしょう。

触媒コンバーターとはエンジンから排気された排ガスをある程度クリーンにする装置になります。

イメージしやすいようにエンジンからマフラーまでの流れを示すと

エンジン → エキゾーストマニホールド → 触媒 → マフラー

という感じです。

場所的には真ん中にありそうですが、車の前半部分についていると考えてください。

では、なぜ？触媒だけが盗難にあうのでしょうか？

触媒の中には、レアメタルが含まれているのです。

そのレアメタルは、パラジウムなどを含んでおり金の相場よりも高い相場で1ｇで取引されています。

どういう手口で、レアメタルを取り出しているのかは不明ですが、触媒を盗難する目的は、このレアメタルが目的ということになるのです。

なぜプリウスの触媒だけを狙うのでしょうか？

ハイブリッド車両全般に狙いをつけてもおかしくはないのですが、どうしてプリウスのみを目的として触媒の盗難をするのでしょう。

出典：https://www.goo-net.com/magazine/contents/buyers-guide/48783/

2023年2月現在プリウスは5代目となっています。

触媒の盗難に遭っているのは、初代から3代目プリウスとなっているのです。

4代目以降は触媒の取り外しを難しくするパーツが付いていると考えるのがいいでしょう。

他の車種では、盗難は起きないのか？とも考えられますよね！

オーリスなどがプリウスと同様に触媒盗難の被害に遭っていると言われています。

オーリスなどがプリウスと同様に盗難に遭っているならば、プリウスと同様のシャーシを使用していると考えられるともいえるのです。

盗難にかかる時間は、わずか1分から5分といわれています。

ジャッキアップさえできる場所であれば、いつでも触媒の盗難が出来るともいえるのです。

他のハイブリッド車両も初期タイプのものについては、盗難の被害が出ている可能性も考えられます。

基本的には、熱が加わる部分ですから、熱膨張でボルトが膨らんでしまうものですが、何らかの方法を使用してほんの数分で、盗難にあってしまうのです。

防衛対策として考えられるのは、警報装置やドライブレコーダー、車庫に防犯ライトを取り付けるなどが考えられます。

狙われやすい場所としては、集団住宅用駐車場やライトが少ない月極駐車場、人通りが少ない駐車場などが考えられるのです。

プリウスのマフラーがやばい！警察も異例の発表をしているのはどうして！？について紹介してきました。

などがあげられます。

プリウスはハイブリッド車両としてはトヨタでも基幹車両の位置づけになっていますから、販売台数はハンパありません。

あなたがプリウスユーザーであれば、ちょっと気を付けてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。