道路を走っているとアルファードを見ない日はないというほど、人気のある車です。
作りもノア・BOXYに比べると豪華なつくりをしていますのでアルファードは「高級車!」と思ってしまう事でしょう。
しかし、実は勘違いである理由を今回は徹底解説します。
(アイキャッチ画像出典:https://kakaku.com/item/70100110661/)
アルファードは高級車ではなく高額車?
アルファードを高級車と思っている方も当然多くいることでしょうが、それは大きな勘違いです。
自動車メーカーでは、大型のミニバンという扱いになっています。
高級車ではない!?普通車を豪華にしただけの車がアルファードという事になるのです。
確かに購入金額からすれば高級車という気がしますが、年間で約10万台を生産している車種になります。
高級車が年間で10万台も作られることはそうそうありません。
人気があるからと思われる方も多いでしょう。
トヨタの高級ブランドのレクサスでさえ、全車種合わせて日本での年間の販売台数は4万台なのです。
この数字からみても、アルファードが高級車とは言えない事の現われになります。
アルファードは高級車ではない!?高級車の概念とは何?
高級車はどのようなものなのかを調査しました。
費用
高級車は購入の費用だけでなく、維持費も高額になる傾向になります。
使われている部品や内装の素材なども高級品であったりオーダーメイドであるため、洗車や手入れにお金がかかるのです。
修理費用が高く盗難に遭うことも多いことから、保険料も普通車に比べると高くなる傾向になります。
そのため、車検や法定点検にかかる費用も大きくなるといえるのです。
乗り心地
高級車は乗り心地の良さが普通車と格段に違います。
その理由として、まず排気量が大きいことからエンジンの性能が高く、高回転する必要がないため静音性が高いことが挙げられるのです。
さらに車の走行で重要なステアリング性能が高いため、運転が常に安定しています。
高級車ではステアリングに本革を採用し、操作性も高いのが特徴になります。
運転のしやすさはもとより、加速などの反応が早く運転する楽しみが味わえることも高級車ならではの魅力といえるのです。
性能
高級車はエンジンの性能が高く、アクセルやブレーキの反応が高いことも普通車と違います。
メーカーの最先端の技術が採用されていることが多いため、余分な力を入れなくても車がすぐに反応してくれます。
さらに高級車はアルファードよりボディの剛性の高さも大きく違うのです。
剛性は外部からの力に対する強度の度合いのことで、高いほど安全性が高いといえます。
そのため、高級車は要人が乗る車としても多く採用されているのです。
3点ほど高級車の概念的な事を紹介しましたが、アルファードにも適用されることがあるのも事実です。
それでも、高級車とアルファードでは雲泥のさがあると考えた方が良いでしょう。
アルファードが高級車とは違う理由とは?
アルファードが高級車とは言えない理由には、他の要素も加わっているからと考えられます。
それは、アルファードの元をたどるとハイエースの派生車両に当たるからです。
ノア・BOXYは、ハイエース、アルファードはグランドハイエースの派生車両という事になります。
例えるなら、ノア・BOKYが、普通の食パンなら、アルファードはちょっとリッチな食パンにありた、高級車は国産小麦100%の食パンに当たるのです。
つまり、アルファードは、ノア・BOKYを基準に手間ひまとパーツ類を豪華にしただけの車両といってもおかしくはありません。
ノア・BOKYよりも、高額なパーツ類を付けたのがアルファードという事になるのです。
まとめ
アルファードが高級車というのは勘違い?勘違いの理由を徹底解説!について紹介してきました。
- 自動車メーカーでは、大型のミニバンという扱いになっている
- 高級車の概念を3つ紹介
- ノア・BOXYは、ハイエース、アルファードはグランドハイエースの派生車両
- ノア・BOKYを基準に手間ひまとパーツ類を豪華にしただけの車両
- ノア・BOKYよりも、高額なパーツ類を付けたのがアルファード
などがあげられます。
確かにアルファードは金額から見れば、高級車両に思えるかもしれませんが、インテリアや操縦性などを考えると、ミニバンの高額バージョンと言えるのかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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