車を運転する方も多いと思いますが、メーターには大きく分けてスピードメーターとタコメーター(エンジン回転数を見るメーター)があります。
タコメーターには。7000回転や8000回転の所に赤印になっているのです。
これをレッドゾーン(レブ)といいますが、レブ当てが必要か控えた方がよいのか意見が分かれるところであるので見ていきたいと思います。
(アイキャッチ画像出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%99%BA%E5%85%89%E5%BC%8F%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC)
車のレブ当てとはどんな意味?
普段車を運転していると、スピードメーターは気にしますが、タコメーターは気にしていないのではないでしょうか。
特にオートマ車に乗っている方は、付いている意味がないと思っている方も多いでしょう。
レブまで回ることなくスムーズに走ってくれているわけですから、タコメーターなんてと思ってしまうはずです。
対してマニュアル車の方はギアチェンジするときはタコメーターを見ながら行う事でしょう。
それでも、レブ(レッドゾーン)までは回さない方も多いのではないでしょうか。
簡単にレブ当ての説明をします。
このレブ当てをすると車に何らかの影響があるのでしょうか?
車のレブ当てをやる意味はあるのか?
車のレブ当てをするには、レッドゾーンまで回転数を上げなければなりません。
そこまで、エンジンを回すとエンジンが壊れてしまうのでは?と思っていませんか?
実は車のエンジンはレッドゾーン手前までは回すことが可能なのです。
普段はレッドゾーンなんてと思いがちですが、1度でもいいですからレッドゾーンまで回転数をあげてみてください。
レブ当てすることで、エンジンの調子が良くなることが多いのです。
たまに負荷をかけることで、回りたがっているエンジンにカツ!を入れることで、調子が良くなると考えた方がいいでしょう。
空ぶかしでもいいですから、レッドゾーン近くまで回転数をあげる事がエンジンにとってはいいのです。
ただし、この場合は、2・3秒程度でやめてください。
それ以上行うと水温系が上がってしまい、オーバーヒートしてしまう可能性があるからです。
レブ当て状態になったら即やめてOKになります。
車のレブ当てでやってはいけない事ってあるのか?
基本的には先ほど紹介した空ぶかしの場合は2・3秒でやめること以外に、走行中にレブ当てをしていながらギアを下げることはやめた方がよいです。
つまり2速でレブ当てをしていて、1速に減速させるとオーバーレブ(レッドゾーンに回転数が入る事)を起こしてエンジンを壊してしまう可能性があります。
これは、マニュアル車だけでなく、オートマ車にも当てはまることなので、注意が必要になります。
ただ、現在の車の場合は、オーバーレブしないように設計されているのです。
マニュアル車の場合はレブ当てをした段階で燃料がカットされオーバーレブしないようになっている
オートマ車の場合は、レブ当てをした段階でギアが自動的にシフトアップするようになっています。
メーカーとしては、オーバーレブをしないようにしているのです。
ただし、これはノーマル車に限り、コンピューターをいじっている場合には、オーバーレブする可能性もありますので、注意してください。
まとめ
車のレブ当ての必要性と控えた方が良いことを紹介しました。
- レブ当てとは、アクセルを踏み込んでタコメーターの針がレッドゾーンに当たること
- 実は車のエンジンはレッドゾーン手前までは回すことが可能
- レブ当てすることで、エンジンの調子が良くなることが多い
- 空ぶかしでも、レッドゾーン近くまで回転数をあげる事がエンジンにとってはいい
- 空ぶかしの場合は2・3秒でやめる
- 走行中にレブ当てをしていながら、ギアを下げることはNG
- 現在の車の場合は、オーバーレブしないように設計されている
レブ当てをすると車の調子が良くなるなんて思ってもいなかったなんて方もいるのではないでしょうか。
確かに、レブ当てをするには、何となく心配ごとが頭をよぎると思います。
ただ、人も運動をしなければ筋肉が落ちるように、たまにレブ当てをしないと調子が悪くなる可能性も秘めているのです。
たまにでもいいですから、レッドゾーンまでアクセルを踏んでみてはいかがでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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