いつの間にか名称変更？消えたウィダーの意味とは？調査しました！

ゼリー飲料といえば、森永製菓の「ウイダーinゼリー」が最も有名と言っても過言ではないでしょう。

しかし、実はいつの間にか商品名が変わり、「ウイダー」という名前が消されています。

今回は削除されてしまったウイダーの意味とはなんなのか？調査しました。

（アイキャッチ画像出典元：https://toyokeizai.net/articles/-/227114）

inゼリーシリーズ

ウイダーinゼリーは森永製菓が1994年(平成6年)2月1日より販売しているゼリー飲料です。

初期のキャッチコピーは「10秒チャージ・2時間キープ」「あなたには、あなたの2時間飯」でした。

商品によってフレーバーや含まれる栄養素が種類豊富なのも人気の一つです。

エネルギー(マスカット味)

おにぎりおよそ１個分のエネルギー(180kcal)が摂れるゼリー飲料。

inゼリーブランドの象徴とも言えるロングセラー商品。

1日のスタートや運動前など短時間でエネルギーを補給したい時におすすめ。

マルチビタミン(グループフルーツ味)

12種類のビタミンが一日で摂れるゼリー飲料。

90kcalで1日分のビタミンが補え、さらには小腹満たしにもなる為、どの場面にもおすすめ。

マルチビタミン　カロリーゼロ(パイナップル味)

12種類のビタミンを摂りつつ、カロリー・糖質がゼロ。

減量中にはビタミンが不足しがちなためおすすめ。

マルチミネラル(グレープ味)

5種類のミネラル(鉄、カルシウム、亜鉛、銅、マグネシウム)が手軽に補給できる。

レバーが苦手な方や大豆製品が不足しがちな方に。

プロテイン(ヨーグルト味)

糖質や脂質などの無駄をそぎ落としつつタンパク質(5g)を摂れる。

減量時の補食や普段の食事でタンパク質量を増やしたい時におすすめ。

プロテイン+ルチン(パインヨーグルト味)

プロテイン15gを手軽に摂取できるプレミアムラインナップのゼリー飲料。

トレーニング後、特に粉末タイプが使いにくい時におすすめ。

ロイヤルゼリーゴールド(栄養ドリンク味)

BCAA、アルギニン、アラニンが含まれ、エネルギーとアミノ酸を摂ることができる。

トレーニング前後だけでなく、トレーニング中の栄養補給にもおすすめ。

エネルギーブドウ糖(ラムネ味)

いつでもどこでもブドウ糖が手軽に摂取できる。

仕事中や勉強中など、頭をすっきりさせたいときに。

ゲームブースター(ブルーベリー味)

3種の糖質(果糖・ブドウ糖・デキストリン)を配合

集中してゲーム(eゲーム)に打ち込みたいときや長時間のプレイの合間に

フルーツ食感(もも味)(メロン味)

食物繊維を配合した、まるで果実な食感と甘み

ご機嫌チャージ！充電デザート！

Clear(ゆずレモン味)

脚のむくみにアプローチする「レモン由来モノグルコシルヘスペリジン」の機能性表示食品。

Clear(パッションフルーツ味)

パッションフルーツ種子由来ピセアタンノールで脂肪消費をサポート＆肌の潤いをキープする機能性表示食品。

エネルギー+塩分・クエン酸(エネルギーレモン味)

暑い日でも素早いエネルギー補給と塩分補給に。

一袋当たりクエン酸1000㎎配合。

フローズン(ライチ味)

凍っていてもすぐに飲める冷凍ゼリー

行楽やスポーツなど、すぐにクールダウンしたいときにおすすめ。

ウイダーの意味は？なぜ消えた？

現在、「ウイダーinゼリー」は「ウイダー」が消え、「inゼリー」の商品名で販売されています。

結論から言えば、このウイダーとは森永製菓が提携しているアメリカの企業「ウイダー社」の名前でした。

森永製菓は健康分野の事業に参入するために1983年にウイダー社と事業提携を開始し、同社のブランドを使用したプロテインなどを日本国内で販売していました。

元々、ウイダーinゼリーはボディビルダーやアスリート向けに商品展開されていました。

しかし、健康志向の上昇や20～40代男性の食事替わり、栄養補給品として、一般消費者からの需要が高まってしまったのです。

inゼリーは森永製菓の独自開発製品であったため、ウイダー社との交渉の結果、ブランドを切り替えることになりました。

2014年頃から広告等でも「inゼリー」と呼称するなど、戦略的ウイダー隠しが行われ、2018年出荷分より、パッケージからも名前がひっそりと削除されました。

ウイダー社とは？

ウイダー社はアメリカ、アリゾナ州フェニックスに本社を置く、プロテインやサプリメントなどの販売を手掛ける企業です。

著名なボディビルダーの故ジョー・ウイダー氏が1936年に創業しました。

日本国内では、提携企業である森永製菓が販売・製造を行っています。

inゼリーに関してはブランドを切り替えることになりましたが、粉末状プロテインやサプリメントなどはウイダーブランドとしてそのまま継続しています。

まとめ

今回は、ウイダーinゼリーの「ウイダー」について調査しました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。