仕事でミスをしたときにどのようにした方がミスを防げるかを考えます。
その場合の方法としてPDCAがありますが、KPTや人間モニタリングを私は使っています。
KPTや人間モニタリングを使うと何を改善するかが明確になるため、再発防止策を考えるときには最適です。
今回は私のミスをしたときの具体的な振り返り方法としてKPTや人間モニタリングをご紹介したいと思います。
1.振り返りの方法
私が振り返る際に心がけている事は「ミスが起きた内容をメモしておく」という事です。
ミスが起きた際には
- どのようなミスが起きたのか
- なぜ起きたのか
- 書けるようであれば再発防止策
をエクセルに項目を作っておき、リスト化しています。
ミスがあった次の日の朝に読み返して再発防止策が書かれていない場合は記載し、書いている場合は覚えておくようにします。
この振り返りの際に「KPT」というものを使うと便利です。
「KPT」とは、
- Keep
続けるべき事 - Problem
抱えている問題 - Try
次にトライしたい事
の事で、ミスの内容全てが問題ではなく、どこが問題でどこは続けてもよいか判断する。
その上で改善するトライを考える。
これを使ってPDCAを実施するとミスが少なくなっていきます。
2.KPTや人間モニタリングを使用する理由
PDCAをする際になぜ「KPT」や「人間モニタリング」を使うのかというと、具体的にどのように問題を捉えたり、認識する事が明確にできる為です。
PDCAをまわすと言っても改善しようと思っても、うーん、どうやって、と私はなりました。
その時にはKPTや人間モニタリングの手法を使う事で何をどのようにすれば良いかが明確になり、ミスが一つずつ防げるようになりました。
ミスは誰でも起こるもの、それをどのように改善するかが重要です。
3.実際の使用例
実際にどのようにKPTや人間モニタリングを使っているかをご紹介したいと思います。
仕事で依頼を受ける際にそのまま言われた通りに実施してしまい、意味が無くなった事がありました。
基板に使うコネクタに導線を取り付けて接続できるようにしてほしい、という依頼がありました。
言われた通り、支給されたコネクタに導線を取り付けてその先にクリップをつけて出来上り。
見せる際に車両で使うという話を聞き、えっ!この線だと細すぎるじゃん!クリップだと外れる可能性あるしダメじゃん!
結果、作り直し(涙)
この場合、目的を踏まえていない事が問題で、どのように改善するかというと、作業をする時には目的にあっているかを考えて物を選びます。
導線はこの太さで良いのか。接続する先にはどんなものがあるか、固定するにはどのようなかたちのものがよいか。
このように目的をふまえて行うことですべてが改善できるようになります。大元を改善するのがコツです。
4.まとめ
今回は仕事でミスをしたときに振り返す方法としてKPTや人間モニタリング、実際の改善の仕方をお伝えしました。
仕事は改善をし続けることで出来るようになっていきます。
ぜひ、意識して改善してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです。
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