職人向けの作業着を販売しているワークマンですが、ワークマンplus＋(ワークマンプラス)というアウトドア、スポーツ、レインウエアの専門店ブランドがあります。
この店舗に行ってみると、ところどころに「ワークマン女子」の文字が見られ、作業着屋さんとは思えないほどかわいらしく、普段使いできそうなアイテムがズラリと並んでいます。
今回は最近話題のワークマン女子について調査しました。
(アイキャッチ画像出典元：www.workman.co.jp/)
ワークマンは1982年に創業した性能が高い作業服や靴を販売する小売店
（画像出典元：https://www.workman.co.jp/）
ワークマンは1982年に創業した現場作業員向けの性能が高い作業服や靴を開発・販売してきた小売店です。
店舗数は2023年5月現在で全国950店舗を突破し、小売でダントツナンバーワンのシェアを誇ります。
「働く人のためのコンビニエンス・ストア」を目指し、ただ着るだけの作業着ではなく、外でも安全・快適に働けるように、防水性や防寒性など機能性にこだわっています。
ワークマン女子とは
雨の日の通勤通学、家でも意外と気になる紫外線、両手がふさがる子どもの抱っこ、水作業や庭での泥汚れ・・・女性の365日は忙しく、あらゆるストレスにあふれています。日常のストレスから女性たちを解放し、生活の可能性を広げたい。コンセプトは「カコクな365日（日常）を、ステキに変える。」ワークマンの機能があれば、ストレスを我慢せずに過ごせる。気持ちに余裕が生まれ、毎日がステキになる。これまで職人の過酷な環境を支えてきた機能で、女性の365日（日常）に寄り添い、応援していきたいと思います。
引用元：ワークマン公式サイト #ワークマン女子とは
ワークマンの得意とする、「過酷な環境に強い洋服」でありながら女性向けのかわいらしい商品を展開しました。
ワークマン女子とはその商品を着用した女性のことです。
有名な釣り選手やキャンパーを公式アンバサダーに認定し、SNSなどを通して発信して話題を呼んでいます。
公式アンバサダーのサリーさんをご紹介
ワークマン女子の代表・サリーさんをご紹介します。
サリーさんはキャンプ用品などを紹介するYouTuberですが、実は彼女こそがワークマン女子の生みの親なのです。
2018年に初めて店舗で購入した火花に強い溶接工用の「綿かぶりヤッケ」をアウトドア用に使用することを自身のブログで紹介しました。
すると、「綿かぶりヤッケ」は即完売となり、これを聞きつけたワークマンの広報部がサリーさんを「ワークマンアンバサダー第1号」に任命しました。
その後、「サリーパーカー」など自身の名前を付けたヒット商品を生み出したのです。
まだ地味だった作業服をおしゃれなキャンプウエアに転用したことで、ワークマン女子が生まれたきっかけとなりました。
そんな彼女ですが、なんとこの度6月29日に開催される株主総会の承認を得た上で、ワークマンの社外取締役に就任することが発表されました。
私、サリーはワークマン社外取締役に内定いたしました。
ブログやYouTubeで、駆け出しの頃から応援してくださった皆様のおかげです。
私の経歴、社外取締役に手を挙げた理由、今後の展望などを動画で熱く語らせて頂きました。
ぜひご覧ください！
↓動画https://t.co/SYQPGGXvxO@workman_plus pic.twitter.com/6d58MyWISZ
— サリー＠キャンプを発信するお仕事の人 (@chottocamp) May 8, 2023
一般客から社外取締役になるなんてすごい！
それだけワークマンに貢献したってことよね
ワークマン女子急増の理由
もともと男性向けの作業着専門店のはずなのに、女子に人気が出た理由は以下の通りです。
- ファミリーキャンプやソロキャンプの流行
- 新型コロナウイルスの流行
- 若年層の収入低下
- 作業服＝耐久性に優れているというイメージの定着
近年、キャンプの流行でワークマンを利用する人が増えました。
男女兼用のものもあるので夫婦で購入したり、服だけでなくカバンやブーツ、手袋なども揃えられることからコスパの良いアウトドア用品を求めてワークマンにたどり着く人が多いのです。
更にコロナ禍の影響でソロキャンプが女性の間で流行ったことが、この流れに拍車をかけました.
また、20代の平均収入は減少し続けている為、若年層の需要はファストファッションが主流になっています。
コロナ禍で外出の機会も減り、服にこだわりを持つ人が減ったことで、「安くて最先端、しかも丈夫」なワークマンがヒットし、SNSを通じてワークマン女子が急増したということです。
春夏おすすめ新作アイテム
これまではアウトドアファッションのイメージでしたが、2023年春夏の新作はデザイン性重視のアイテムが増えました。
オンでもオフでも活用できるアイテムを厳選してご紹介します。
シーンレスブラウス（￥1,500）
（画像出典元：https://fumumu.net/393919/）
リラックスデザインのブラウスで、カラー展開はパステル調の4色。
袖口にリブがついているのでまくり上げても落ちてこないのがポイントです。
ヨゴレニクイタッテーパードパンツ（￥1,780）
（画像出典元：https://news.mynavi.jp/article/20230306-2606455/）
撥水加工で汚れにくい、きれい見えするテーパードパンツでカラー展開は5色。
ストレッチ性があり動きやすく、UVカット機能も備わっています。
メンモリーマルチベスト（￥980）
（画像出典元：https://news.mynavi.jp/article/20230306-2606455/）
メンモリーとはポリエステルの繊維を綿で包み込んだ糸で編んだ素材で、肌触りと吸汗速乾を併せ持つハイブリットな生地です。
こちらはオンラインストアの取扱いはなく、＃ワークマン女子店舗限定商品です。
撥水プリーツスカート（￥1,900）
（画像出典元：https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/itmedia_business/trend/itmedia_business）
超人気商品にラベンダーやピスタチオなどのカラーが追加され6色展開となりました。
撥水機能に優れているので、雨天時の泥派ねも気になりにくい素材です。
ジュニアサイズもあるので親子コーデも楽しめます。
まとめ
今回はワークマン女子の実態や急増の理由、おすすめアイテムをご紹介しました。
- 「カコクな日常を、ステキに変える。」というコンセプトの下、過酷な環境に強い女性向けの洋服を展開。
- コロナの影響でワークマン女子が急増。
- 商品ヒットのキーワードは「安くて最先端、しかも丈夫」。
- 近年は作業やアウトドアだけでなく、オフィスにも使えるようなきれいめラインも展開している。
ワークマンのイメージがかなり変わったのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント