以前まではスーパー等でしか見られなかったセルフレジですが、最近ではコンビニでも用意されています。
店員とのやり取りが面倒な方やすでに購入品が決まっている方にとってはセルフレジの方が好都合かもしれません。
そんなセルフレジですが、もしも商品の通し忘れに気づいた場合にはどのように対処すればよいのでしょうか。
今回は、セルフレジの通し忘れ時の対処法や、万引きにあたるのかなどを解説していきます。
セルフレジの通し忘れは万引き?

(画像出典元:https://okagekk.com/column/column-1464/)
セルフレジでの通し忘れは故意でない場合は万引きになりません。
レジを通したつもりが認識されておらず、家に帰ってから気づいた場合は、万引きとして逮捕されることはありません。
しかし、家に帰り、レジの通し忘れに気づいたにも関わらず、そのままにしておくと、占有離脱物横領罪になってしまいます。
そのため、レジの通し忘れに気づいたら、すぐにお店に連絡をして支払いをするようにしましょう。
このように故意でなければ、お店とお客さまのやり取りで済むことはありますが、万引きとして逮捕されてしまう事例があるので、2つ紹介します。
わざとスキャンしなかった場合
故意に商品をスキャンしなかった場合は、万引きになります。
お金を払わずに商品を手に入れる意思が明確なので、窃盗罪とみなされ、「10年以下の懲役または50万円以下の罰金」が課せられます。
通し忘れに気づいても放置した場合
通し忘れに気づいても、そのまま放置した場合も窃盗罪になります。
通し忘れは仕方がないことですが、その後の行動は社会人として、モラルを持った行動をしなければならないということです。
通し忘れに気づいた時点で、連絡し、支払う意思を伝えましょう。
セルフレジの通し忘れに気づいた時の対処法

(画像出典元:https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/ss/retail/topics/self-merit/)
セルフレジの通し忘れに気づいた時の対処法は、気づいた時点で連絡し、支払う意思を伝えることです。
当日に謝罪と支払いをしに行くのが1番ですが、それが無理な場合は「〇日に支払いをしにいきます」と伝えればOKです。
ただ、本当に通し忘れた場合でも、故意かどうかを疑われる可能性はあります。
しかし、逮捕される場合は、おそらく何度も行為を繰り返しており、ある程度お店側も目星がついている状態であることが多いです。
なので、1度の通し忘れでは、解決できる可能性が高いですし、今後通し忘れがないように気をつければ良いだけなので、安心してください。
セルフレジで通し忘れしない対策

(画像出典元:https://www.shopify.com/jp/blog/self-register)
ここからは、セルフレジの通し忘れを未然に防ぐ方法を2つ紹介します。
家に帰ってから通し忘れてに気づき、不安になる前に対策をとっておきましょう。
スキャンされたか確認しながら利用する
商品がスキャンされたか確認しながらセルフレジを利用する、これが1番確実な方法です。
スキャンされたか確認しながらなので、多少時間はかかりますが、その後のトラブルの可能性を考えると、ここまで意識して利用することを勧めます。
手に持った商品がスキャンされたことを確認し、次の商品をスキャンする。
こうすれば、通し忘れを防ぐことができます。
お店を出る前にレシートを確認する
もう1つの方法は、お店を出る前にレシートで購入した商品が全てあるか確認することです。
セルフレジを済ました後に出てくるレシートを見て、購入した商品が全て記載されているのかを確認する、これも通し忘れを防ぐ確実な方法です。
全ての商品が通せていたなら、それで良いですし、通せていないものがあれば、もう1度レジに通せば良いだけなので、レシートの確認を忘れないようにしてください。
まとめ

(画像出典元:https://akinai-lab.smaregi.jp/regi/posselfregistration/)
今回はレジの通し忘れ時の対処法や万引きにあたるのか紹介しました。
- レジの通し忘れは故意でなければ万引きとならない
- 通し忘れに気づいた場合、すぐに店側に連絡すれば万引きとはならない
- 通し忘れ防止方法は1つ1つスキャンされたか確認、もしくはレシートと現物比較
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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